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〜ある日〜
クラ「今日も〜3人と遊ぶ〜」
「特待生も物好きだな
あのおバカちゃんとまだつるんでるらしいぜ」
「なんであんな女と…………」
「バーカ……便利だからに決まってんだろ
貢ぎ物もむしろ迷惑料だ
適当にあしらってたまーに「使う」のがいいんだあーゆーのは……特待生も その内飽きるだろ」
「「さすがよっちゃん」」
クラ「…………知ってるもん」
<中庭>
入間君はウァラクさんから貰った飲み物を見て考えていた
イル「…………」
『……大丈夫』
イル「え?」
『言ってみなよ、自分の思いを……』
イル「うん!」
クラ「ドーン!!」
イル「うわぁ!」
『……』
僕は2人に気が付かれないように離れると影から見守った
クラ「あっははは!命中!」
イル「クラ…………」
クラ「あのねーこれねー私の好きなお菓子!
あとジュースと本と〜ぬいぐるみもあるよ!全部あげる!
入間ちが欲しい物なーんでも出すよ!
だからねっ!だから……また私と一緒に……遊ん……」
イル「いっいらない」
クラ「あっこのお菓子嫌い?なら……」
イル「ごめん クララ 僕……」
クラ「ゔあ゛あ゛あ゛あ゛ん」
イル「ちょっクララ」
クラ「まだだッい゛づもそう!
呆れられてもう遊んで貰えない!!」
イル「ちがっそうじゃなくて…………」
クラ「いっいらないって言った」
イル「聞いて…………」
クラ「ダメなの!!私馬鹿だからねっ
遊んで貰うには何かあげなきゃだめなのッ!
迷惑料なの!!」
イル「そんな物なくたって……僕は君と一緒に遊びたいよ
だってクララと遊ぶの……楽しいもん!」
クラ「ほんと!?」
イル「ほんとだよ!
その……親の教育方針で貰える物は貰っちゃったけど
でもやっぱり一緒に遊ぶのに贈り物はいらないと思う
クララは色々やりすぎるけど……僕は遊ぶの下手だから
きっとやりすぎ位が丁度いいんだ
だから僕たちとまた一緒に遊んでくれる?」
クラ「うんっ!!初めて遊びに誘われた!
入間ち!どうしよ!!」
イル「僕も初めて誘ったよ!」
……流石だね、入間君
僕はきっとそんな風には言えない……
2人がいい雰囲気になった時、邪魔が入った
「クラり〜ん最近つれないじゃんか!
またジュース出してくれよ」
イル「ちょ」
クラ「見てて」
ウァラクさんはそう言うと生徒の元に歩いていった
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琥珀(プロフ) - ミミさん» コメントありがとうございます。プリ小説でも活動してます!応援ありがとうございます。 (8月3日 14時) (レス) id: b0ec607cea (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - もしかしたらプリ小説の活動もやっていますか?どちらも応援してるいます!頑張ってください! (7月30日 20時) (レス) @page11 id: f9e5903924 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2023年4月1日 13時