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7-3 ページ20

カル「(ゴルゴンスネーク……流石アスモデウスの家系と言ったところか……
 特待生達に敗れたと聞いたがあの実力で……?
 信じ難いがまぁすぐに分かる
 奴らが如何程の実力か)次、入間」

イル「はい!(注目されてる……というか……
 僕、人間だから魔力とかないんだけど……
 使い魔とか出せるのかなぁ…………
 確か出来が悪いと退学って…………退学!?
 そうだよ!学校側から退学にして貰えれば万々歳じゃないか!
 この授業で僕が何も召喚出来なければ……)」

 入間君、笑ってる
 何かいい事あったんだろうか……

イル「(祝!生還!)」

 「めっちゃ笑ってる」コソコソ

 「余裕だ」コソコソ

カル「(ヘラヘラしおってぇ 奴にそっくりだ!
 そう喧しく、節度がなく、マイペース
 私の三大嫌悪を凝縮したあの阿呆理事長に!!
 今までどれだけ振り回されてきたことか……
 気まぐれで給料を減らす!
 自作の説明セットを押し付ける!
 入学式の進行もめちゃくちゃにしおって……!
 だがこの行事の権限者は私…………
 少しでもヘマしたら即退学にしてやるわッ)」

アス「流石入間様!余裕そうですね」

  『うん』

カル「(貴様の自慢の孫をな……っ!!)」

と思わぬ所で2人の思惑が合致しているが
 

 召喚とは
 悪魔が魔獣を呼び出し使役する儀式
  または
 人間が悪魔を呼び出し使役する儀式

イル「え!」

カル「は!?」

 そして羊皮紙には印が入っており入間は人間である!

イル「出た……これが僕の使い…………魔?」

カル「!?」

イル「!?」

 「「「「「「!?」」」」」」

 ナベリウス先生…………?

カル「は?はぁぁぁぁぁぁぁぁ!??」

 魔術陣からはカルエゴの上半身が出ていた

そうつまり悪魔のカルエゴは人間の入間によって使い魔として召喚されてしまったのである

カル「何だこれは!一体何をした貴様は!!」

イル「僕にもさっぱり……!!」

カル「とにかく止めろ!今すぐ召喚を止めるのだ」

イル「はい!!」

 僕も手伝った方が良いよね?

 僕は体重を掛けて先生の上半身を下に押した

 グググッ

カル「お前……」

 入間君は先生足を思いっきり引っ張った

  『!?』

カル「ぐぅおあああああああちぎれるちぎれる
馬鹿モノッ!!こういう時は押すものだ!!」

イル「すっすいません!!」

 そう言うと入間は足を上に押し上げた

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琥珀(プロフ) - ミミさん» コメントありがとうございます。プリ小説でも活動してます!応援ありがとうございます。 (8月3日 14時) (レス) id: b0ec607cea (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - もしかしたらプリ小説の活動もやっていますか?どちらも応援してるいます!頑張ってください! (7月30日 20時) (レス) @page11 id: f9e5903924 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2023年4月1日 13時

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