# プロローグ ページ1
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事件は、とある放課後に起きた。
友達と廊下を歩いていたら、私の不注意で誰かにぶつかった。
ぶつかったと同時に、相手の制服にジュースを零してしまった私は謝罪しようと前を向く。
すると、目の前には魔王と呼ばれた生徒会長・朔間零の姿。
蛇のように鋭い目で私を睨みつける生徒会長は、魔王オーラを放ちながら口を開いた。
「俺様ちゃんの制服に牛乳ぶっかけるなんざいい度胸だな」
『いや、あの...これは、、』
「言い訳は無用。お前クリーニング代払ってくれんの?」
『クリーニング代..いや、普通に洗濯すれば..』
恐怖とパニックに襲われた私は、どうしようかと心の中で思った。
すると、生徒会長の口からとある言葉を発せられた。
「..まぁ、俺様ちゃんは優しいから許してやるよ。その代わり、お前は今日から俺様ちゃんのパシリ決定な。」
『..嘘でしょぉ...』
こうして、私は生徒会長のパシリにされてしまった。
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作者名:ゆいちょんぽ | 作成日時:2017年12月10日 12時