問.7 ページ9
『あれ、今冷蔵庫に何が入ってたんだったか…』
なんて呟いて家の前まで行くと見慣れた人物が一人。
『…チーノ!!??』
ci「あ、Aさん!久しぶりですね!」
『いや久しぶりだけど!!ちょっいつから…!!いや、後でいっか…とりあえず鍵開けるから!上がって!』
ci「あ、ホントですか?ありがとうございます!」
急なお客に驚きつつ家のドアを開ける。
そのまま、私はただいまと呟き、チーノはお邪魔しますと言って家に入った。
電気をパチパチとつける。
『…で、そんな6年ぶり?7年ぶり?のチーノくんはどうしてここに???^^』
ci「…順を追って説明しますから、その顔やめてください、やめて、こわいこわい」
その説明を要約すると、つい最近このあたりに引っ越してきて、挨拶ついでに泊めてもらいにうちに来たそう。
ちなむと家は3つの家を挟んでお隣。近すぎるだろ。
『ほーん…急すぎ』
ci「その件は反省します。」
『で、いつから玄関前に?』
ci「え?えっと、大体…5時くらいっすかね?」
私は飲んでいた紅茶を吹き出した。
ci「汚っ」
『何あなた馬鹿なの!?』
現在時計が指す時刻は7時28分
そして、おそらく私がチーノに会ったのは7時15分くらいだ。
2時間くらいあの状態で放置していた事になる。
『まってそれは謝っても謝りきれんて…何してんすか』
ci「いやぁ〜…大丈夫ですよ!6時30分くらいまでは友人がいてくれたので!」
『違うっ!違うのっ!そうじゃないのよっ!』
軽く涙目になる。マジでごめんよ。
ci「あ、そうだ。話変わるんですけど、最近○○高校に入ったんすよ。さっき言ってた友人も同じ転校生で…」
また紅茶を吹き出す。
ci「やから汚いって」
『待ってマジ???私そこの二年なんだけど』
ci「…え??」
『私が今言いたい言葉ランキング第一位の言葉です、おめでとうございません』
嘘だろ…と思っていると、どちらか分からないがお腹の虫が鳴く音がした。
おそらくチーノ
『…晩ごはんにしようか。』
ci「オムライスがいいでーす」
『奇遇ですねー私もそれにしようと思ってましたー』
ci「あ、やっぱカレーがいいでーす」
『はっ倒すぞー』
ci「物騒」
『いつもやで。』
なんて雑談をしながら、私達は晩ごはんを食べた。
明日が休日で良かったね。チーノくん。
56人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たぴにゃん@人サバ、オンライン!大好き(プロフ) - ドリームジュエリーCSSタウンの主催者です。このCSSなのですが、違反画像を使っていることが発覚しまして…。CSSを変えていただけると助かります。私の不注意のせいでお手数おかけしてしまい、本当に申し訳ありません… (4月5日 7時) (レス) id: 869c1678d6 (このIDを非表示/違反報告)
たぴにゃん@人サバ、オンライン!大好き(プロフ) - コメント失礼いたします。 (4月5日 7時) (レス) id: 869c1678d6 (このIDを非表示/違反報告)
午後鳥(プロフ) - ミルクさん» まさかご存知の方に応援してもらえるとは…!!ありがとうございます、今後も頑張らせて頂きます✨️ (2023年3月16日 18時) (レス) id: 5b425de730 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 第五人格面白いですよね!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2023年3月14日 16時) (レス) @page34 id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
午後鳥(プロフ) - お皿さん» (推し作家様からの感想により絶命)こちらこそいつも素晴らしい小説をありがとうございます…後輩組いいですよね… (2023年1月24日 21時) (レス) @page11 id: f2c42c9f1b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:午後鳥 | 作成日時:2023年1月1日 21時