ナイト過去編ラスト ページ38
驚くのも当たり前だ……
今の俺は、服には血がべっとりこびりついていて、目は赤黒く…殺気満ちていたからだ…
(ナイト) エミさ…。
(エミさん) ナイトさん……
俺は、笑いながら言う
(ナイト) ハハッ…間に合わなかったよ……おれ……まだ、なにも返せてないのになァ…
(エミさん) ナイトさ(ナイト) ほんとうは…まだ言いたいこととか…一緒にやりたいこととか……たくさん…あったのに…それなのに!!ｷﾞｭｯ
(エミさん) …………………
(ナイト) エミさん？
エミさんは俺を抱きしめていた
(エミさん) ナイトさん……もう、いいんですよ…
(ナイト) え？
(エミさん) 泣いても……いいんです。
(ナイト) ええんか？
(エミさん) はい。
(ナイト) そっかァ……うん…だけど、まだ泣いちゃいけないんだァ……だってさ……おれ…まだ…なにも…なにも…返せて……な…い………
そう言うと、エミさんは優しく頭を撫でてくれる。
(ナイト) うぅ………母さん……父さん……うわぁぁぁぁあああ!
初めてだった。人前であれほど泣いたのは。
それから、数分たって俺も落ち着いたころ…
(ゾム) エミさん……その子どうするん？
(大先生) 多分歳は近いとは思うけど…
(ゾム) 連れて帰るんか？
(エミさん) そんなの、決まってますよ……
彼は、俺の前に立ち
(エミさん) ナイト・ダーツさん。もしあなたが良ければ……我が国…我々国に来てみませんか？
(ナイト) っえ？
(エミさん) 皆仲間思いのいい人………ばっかりですよ。どうしますか？
俺は、彼に会ってから数日だ…
だけれど彼について行きたいと心から思った。
(ナイト) はい……ついて行きたい……です。エーミールさん。
(エミさん) ありがとございます。
彼は、笑顔で答えてくれた。
この後…色々あったけど無事我々国の幹部になった。
ちなみに、今俺が着ている服はエミさんが昔着ていたものらしく…幹部になったという事でお祝いにくれた物だ……
今じゃ彼も…俺を信じていないかもしれない…けれど……それでも、彼には笑っていて欲しいと心から願った。
〜ナイト過去編〜
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しあ - あっありがとうございます！ (2019年7月22日 16時) (
レス) id: d3cdf1a55c (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - しあさん» あと、コメントありがとうございます!!! (2019年7月22日 16時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - しあさん» えとですね……名前の設定は、一応出来ないようになっております……まだ、出してはないのですが…近いうちに名前の変更が可能な「私達は……」シリーズを出そうと思っています！その時まで、しばしお待ちくださいませっ！ (2019年7月22日 16時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
しあ - すみません名前が変更できないのってバグですか？よかったら返信お願いします (2019年7月22日 16時) (レス) id: d3cdf1a55c (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - なんとか、続編出来ました(汗)……まだまだ勉強不足ですね…もっと頑張っていきますので、よろしくお願いします!!! (2019年7月12日 23時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーぶる | 作成日時：2019年6月21日 20時
