エンマ大王様の最強の護衛は秘書的存在です 続編3

二十 ページ11

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アキノリ「そういや武さんって今の今まで何してたの？」






『実は....書庫に閉じ籠っていて.....妖魔界と人間界の時間軸が違うから多分あっちでは半年間で人間界では一年間と半年くらい....(汗)』







トウマ「そんなに」







『ハハッ.....』






ナツメ「大変そう....(汗)」






アヤメ「何を調べていたの？」








『あぁそれは、空亡の情報は勿論


最後の剣舞魔神"白虎大零槍"の居場所だ』







トウマ「！？最後の....！」




ナツメ「妖聖剣.....！」






アキノリ「その白虎大霊槍って一体何処にあるんだ！？」








『本に描かれていたのは竹林、つまり妖魔界の奥深く...深い霧に包まれた秘境

"霊剣林"にあるはずだ』







アキノリ「じゃあそこに行けば！」




ケースケ「妖聖剣が手に入れられるってこと！？」







『嗚呼、だが俺は行けない』






ナツメ「えっどうして？」





『此処に来る前に俺はその霊剣林に行ったんだ、そしたら....』







ケースケ「そ、そしたら.....？」







『俺が入れないように、結界が発動したんだ


まるで選ばれた強者しか入れないかのように


つまり俺は、白虎が求めている強さより

"圧倒に劣っていたんだ"』








アキノリ「そんな.....」






トウマ「武が拒絶されるほど強い強者を求めている.....」






『だがお前なら行けるはずだ

月浪トウマ』





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