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過去 ページ7

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(両親は神様よりもお金に傾倒した宗教家だった為、本当のこというと例の瞳は珍しいからと無理矢理抉り取り高値がついたら売るつもりで隠されていた。
幼い頃の浅葱は閉じ込められ、痛くて嫌で吐きながら泣き喚いた記憶を封じ込めて反転させて好意を持ち『アレは自分が望んでしたことで、現状に満足している』と記憶を改変する事で痛みを忘れている。

しかし完全には忘れられなかったので、両親が表向き崇拝していた憎き悪神ではなく別の神様に救いを求め瞳を捧げたと思い込んだ結果の惨状が上記の過去話。育ててもらった恩!来世は本当の神様を!等と宣っているが、本心では己に注がれることのない愛とつけられた傷を妬み嫉み恨み羨んでいた。例の蔵に眠っていた白い木箱には己の右目がホルマリン漬けされた小瓶が入っていたが両親教祖時代からの信者が手入れを続けており、触っていたら安心するものの何となく嫌な感じがして開けられない為浅葱は何も知らない。
元は自分の一部だったので惹かれたのか、ただの偶然かで偶像として担ぎ上げた。未だに捏造された記憶の中の優しい両親を夢に見る事がある。)



宗教団体『拝箱』について

信徒■■■人からなる新興宗教。
自然崇拝、火炎崇拝、偶像崇拝、三拍子揃った教えを元に■■■様を祭り上げている。定期的に体の悪いところ(視力が悪かったら目、足が痺れたら足)を模した人形を燃やす祭儀"焚業"を行っているが、参加できるのは選ばれた信者だけ。

地下で轟々と燃える炎に"神様"を信じた者を模した人形が焚べられるとたちまち体調が回復すると評判。また、燃やす人形は四肢などがわかり、より模す人に近い造形(本物の人とか)をしていたほうが効果が高いといわれている。神を信仰していない、神に見放されていたら未来永劫来世にまで永遠に治らない傷を負うことになる……とも。

信者は神に見放されたと信じたくない、己の信仰心を疑いたくない為回復した!と嘘をつくが、一定数偽薬効果で本当に回復してしまう信者もいるのが種の簡単なお話。
浅葱が教祖になる前はかなり悪名高かったが、以降は社会奉仕にも取り組んだ結果(不満を熱狂で潰しているだけだけど)そこそこ回復し、今では立派なカルト宗教に成長した。




白い木箱について

前述した通り小瓶が入った正方形の箱。
浅葱がぎゅっと握って離さなかった為屋敷にいっしょに連れてきてしまった。
真相はまだ闇の中。





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琵琶湖疏水(プロフ) - 確認させていただきました。問題等御座いませんでしたので掲載させていただきます。結果発表まで今暫くお待ちください。CS作成の方、お疲れ様でした。 (2023年2月25日 6時) (レス) id: 3f2fd3f969 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クローンN | 作成日時:2023年2月24日 22時

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