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「なんでも言うこと聞いてもらうって何にする?」
「うーん、いざ言われるとね〜」
「そういうのりょうくん得意でしょ。」
しばゆーがいうとりょうくんは嬉しそうにニコニコ笑った。
「てつやはねえ、ヤスデかムカデを飼う!あいつ足いっぱいの虫嫌いやん」
「うわー、えげーわ!」
しばゆーが奇声をあげる。
「あやなんはしばゆーが考えるから抜かして、虫さんはねえ、どうしよっか。女装しないと外出禁止とか?」
「それは俺達のほうがキツいわ」
ゆめまるがガチ引きした顔で行ったので思わず笑った。
「じゃとりあえず保留ってことで。としくんはねえ…好きな人に告白する!」
「急にガチやん」
そうこうしてるうちにホームセンターについたので、私たちはスノコと浮き玉とロープ等をを買い、川原へ戻った。
あやなんたちも買い物を終え筏を作っている。
結構な時間をかけて、ついに筏は完成した。
「それではいざ対決!」
「ちょうどよく女の子二人いるから二人に乗ってもらうということで。」
「ハァ?!まじ?」
「私泳げないんだけど…」
私とあやなんが文句を言う。
「うるさいうるさい!!!さっさと準備!」
「ほんとに女の子にやらせんの?」
りょうくんが諌めてくれたけど、強制的にレースはスタートした。
好調なスタートを始めたあやなんを対照的に開始早々浮き玉を結んでいたロープが解けついに私は転覆した。
微妙に足の届かない夜の川に流されているのが自分でもわかる。
ああ死ぬな、と思った瞬間だった。
「りょうくん?」
「だいじょぶ?まじてつやのやつ…」
そう言いながら私を抱きかかえて岸へ向かう。
動画はとりあえず結論︰りょうくんはかっこいいということで締めた。
「まじごめん…ほんとにこんなことになると思わんかった」
「私がどんくさいだけだから今回はいいけど、もう二度と水系企画は私はやらんわ…」
みんなその場で解散ということになって、ざわくんがわたしととしみつとりょうくんを乗せて家まで送ってくれた。
「風邪引いたら心配だから、としみつ面倒見てあげなよ」
りょうくんがいきなりわけのわからないことを言う。
「え、いいよ、申し訳ないし」
「いいからいいから。ね、としくん」
としみつは何も言わなかったけど、りょうくんはニヤつきながら「としみつもいいって言ってるし甘えなって」と言った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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ミキ(プロフ) - 雪乃さん» ありがとうございます。ぼちぼちやっていこうと思います。初めてなので拙いところたくさんあると思いますし更新頻度もまちまちかと思いますが、これからもよろしくお願いします。 (2017年8月10日 8時) (レス) id: ec159f3992 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - 初コメ失礼します。としみつさん好きなので、こうして新しく作品が生まれることを嬉しく思います( ´艸`)ミキさんがテンポよく更新してくださるので、毎日この作品を読むことを楽しみに過ごしてます…元気の源です( ´ω` )続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年8月10日 3時) (レス) id: f85b939213 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - んさん» ありがとうございます。ぼちぼちやっていこうと思います。これからもよろしくお願いします。 (2017年8月7日 13時) (レス) id: ec159f3992 (このIDを非表示/違反報告)
ん - 頑張ってください! (2017年8月4日 9時) (レス) id: b16c47b63c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミキ | 作成日時:2017年7月29日 21時