7，潜入 ページ9
昨日は寝坊したから、色々とバタバタした。今日はゆっくりしたい…
だが、それは叶わない
フロイ｢よし、A。日本の宿舎に潜入だ！｣
A｢…何言ってるの｣
フロイ｢ヒカルと…ノサカ？がどこまで僕らの事を分析出来たか、チェックするんだ！｣
A｢日本とスペイン戦も始まってないけど…｣
フロイ｢お願い(ｳﾙｳﾙ)｣
涙目＋上目遣い。私に効くとでも？
A｢…分かったわよ｣
効果は抜群でした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ﾁﾗｯ
A｢いない｣
フロイ｢試合前日ってのもあるかもね｣
廊下をゆっくり歩き、ヒカルとノサカの部屋を探す。
A｢…兄さん、ここ｣
ノサカの部屋発見！
フロイ｢A、見つけた｣
兄さんはヒカルの部屋発見！
2人｢…よし、GO！｣
A｢失礼します｣
そして私はロシアチームについての情報を探す。潜入調査みたいで、ちょっと楽しいかも…
A｢…このノートになにか〜｣
…あった。しかし、自分たちでも認識しているような事ばかりだ。作戦もまだ書いていない…
それはそうよね…日本とロシア戦なんて、まだ先だもの
A｢兄さんの所行こっと｣
そっとノートをしまったその時
野坂｢何をしているのかな？｣
見つかったァ…
さて、どう逃げようかな
A｢ま…迷子になってしまって…その…ヒカルを探してたんです！｣
野坂｢一星くんなら今部屋に戻ったと思うよ｣
A｢そうですか…ありがとうございます｣
何とかなった…よね？
待っててね、兄さん！
野坂｢な〜んて、逃がさないよ？｣
ガシッと腕を掴まれた。ダメだったのね…
野坂｢本当は何しに来たの？｣
A｢……ﾌﾟｲｯ｣
野坂｢へぇ〜｣
手を離してくれたが、ニコニコし始めた…え、怖い。
そしてこちらに迫ってくる
A｢か…帰りますね｣
後退りをするが…背中が壁に当たった
ﾄﾞﾝｯ
野坂｢引っかかったね｣
A｢…ぁ｣
野坂｢君、結構アホなんだね｣
怖いよ、近いよ、悪口言われた
どうにかして逃げないと…
こうなったら
A｢帰らせてください(ｳﾙｳﾙ)｣
兄さんは勿論、あの兄様でさえも折れる
なのに、
野坂｢ちょっといじめてみようかな？｣
なんか、スイッチ入れてしまった…
A、ピンチ！助けて兄さん！
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
無理矢理感ありますかね…
野坂さんＳっぽくしてみました！
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作者名：星那 | 作成日時：2019年7月26日 16時
