この気持ちの名前は【オリオンの刻印】 (ページ8)

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6，可愛い妹ページ8

フロイside

｢…ろ…起きろ！｣

ｶﾞﾊﾞｯ

｢おーきーろー！｣

いつも通りのモーニングコール。…じゃない

A、声変わり？え？低くない？

フロイ｢A、声低くなった!?｣

とっさに、声の主へ目を向けると

ユーリ｢残念。俺だ(ｷﾘｯ)｣

愛しの妹ではなくユーリがいた。

…よかった〜

フロイ｢おはよう〜でも、なんで？｣

ユーリ｢なんでって、もう練習始まるぞ…｣

もうそんな時間？

フロイ｢嘘〜！あ、Aは？｣

ユーリ｢寝てるんじゃないか？｣

フロイ｢そっか、起こしてくるから先行ってて｣

寝顔を見せる訳には行かないからね！

ユーリ｢分かった｣

…よし

貴重なAの寝顔…スマホ持ってかないと…

フロイ｢おじゃましまーす(小声)｣

やっぱり寝てる。取り敢えず1枚撮っとこ

フロイ｢…。｣

にしても、可愛い。可愛いよ！A！
布団からひょこっと顔を出して、すやすやと…

長いまつ毛、白いお肌、そしてベットの端にはクマのぬいぐるみ！…クマぞうだっけ？まぁいいや！

フロイ｢〜///｣

起こしてあげよう…

フロイ｢A〜｣

幸せそうな顔だ…なんだろう

フロイ｢ｳﾙｳﾙ｣

起こすのが可哀想になってきた

…練習行こっと

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

フロイ｢おまたせ！｣

ヴィクトール｢遅いぞフロイ｣

ユーリ｢…フロイ、Aは？｣

フロイ｢起こすのが、可哀想になってきてさ〜｣

Aが可愛いのが悪いんだからね！

ユーリ｢そ…そうか｣

フロイ｢よ〜し！頑張るぞー！｣

ユーリ｢すごい気合いだ…｣
ヴィクトール｢Aパワー…か？｣

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ちょっと暴走させてみたいなとか思ったので、今回はフロイ視点です！