13，答えを探しに ページ16
フロイ｢そろそろ戻ろう｣
A｢うん…｣
兄さんやっと離してくれた。さっきみたいに抱きつかれるのには慣れているのに
何故ヒカルの時はあんなに…
フロイ｢ヒカルがどうかしたの？｣
A｢えっ？声に出てた…？｣
フロイ｢バッチリ！｣
嘘でしょ…
フロイ｢で、どうしたの？｣
A｢抱きつかれても何も思わないのに、ヒカルの時は…よく分からない感じになって｣
フロイ｢よく分からない…か。なら、その答えを探しに行こう！｣
A｢へ？探すって｣
フロイ｢明日、ヒカルのところに突撃だぁ〜！｣
…敵チームが2回も突撃するのはどうなのだろうか。
A｢近くに呼び出すじゃダメなの？｣
フロイ｢それだ！では早速。｣
A｢待って！まだ行くとは…！｣
そんな私を無視して、兄さんはヒカルに連絡をとっていた。…行動はや過ぎない？
フロイ｢OKだって〜｣
A｢わ…わかった｣
とにかく、焦らないで落ち着いていよう
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
翌日
一星｢お待たせ｣
フロイ｢おぉ〜ヒカル〜｣
兄さんが両手を広げヒカルの元へ…
一星｢フロイ、おすわり｣
辿り着かなかった
A｢いきなり呼んで、ごめんなさい｣
一星｢全然良いよ！俺も2人に会いたかったし(ﾆｺｯ｣
フロイ｢ヒカル〜！｣
あぁ…また心臓がうるさい。今日、その答えは見つけられるのかな…
フロイ｢れっつごー！｣
一星・A｢お…お〜！｣
やけにテンションが高いわね…兄さん。そして私達は町を歩き始めた。
しばらくして
A｢あ、クマゾウ…｣
クマゾウぬいぐるみを見つけた…かわいい
一星｢A、クマゾウ好きなんだね｣
A｢べ…別にそういう訳じゃ｣
フロイ｢嘘！Aのベッドにクマゾウいるよね！｣
A｢余計なこと言わないで！｣
フロイ｢写真もある！ヒカルみて！｣
そう言うと兄さんはスマホをヒカルに見せた。いつの間に…というか何を撮ったの!?
一星｢ほんとだ！でもフロイよく寝顔撮ったね｣
A｢寝顔…兄さん消して！｣
寝坊した日か…最悪。よりによってヒカルに見せるって、兄さん酷いよ
フロイ｢え〜無理！｣
一星｢まぁまぁ…でも可愛いから消さなくてもいいと思うけど…｣
フロイ｢でしょでしょ！｣
A｢〜っ///｣
こっちの気も知らないで…よくそんな恥ずかしい台詞普通に言えるよね。
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作者名：星那 | 作成日時：2019年7月26日 16時
