秀才12 ページ12
アズールside
次の日、僕は初めてA先生の授業を受けた。
魔法工学は2年生から行う必修科目のため、初めての魔法工学がA先生に習うことになる。
｢さーて、授業始めるよ！｣
意外にも時間通りに教室にやってきた先生は教室を見渡す。
｢よし、全員来てるわね！えらいえらい！｣
この学校の生徒、すぐに授業バックれるから困るのよね〜と言いながら先生は授業で使うプリントを配る。
前の席の生徒から受け取ったプリントに目をやると、今日の授業で行う魔法工学�気亮存各睛討�書かれていた。
最初の授業で実験をするのは珍しい。
普通なら、魔法工学についての説明から始めるのに。
｢初めての授業は細かい説明より、実験がいいでしょ？｣
先生は無邪気な子供のように楽しそうに笑う。
｢魔法工学って言うのは、1年生の時に習った錬金術を使うの。
役立つ生産物の計画や設計、製造、検査に、錬金術の基礎を使いながら応用するのが魔法工学よ。
勿論、錬金術は3年間行うけれど、基礎的なものは1年生の時にあらかた習ったはず。
だから、今からやる実験はみんなにとって初めての魔法工学かもしれないけれど、必ずできるわ。｣
A先生は意外にも授業ではまともなことを言う。
配られたプリントの内容は教科書の数倍わかりやすい上に、見やすくまとめられている。
助手だのなんだの言っている時は何だこの教師はと思ったが、授業に関してはちゃんとした先生のようだ。
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あー(プロフ) - 夏美さん» ありがとうございます。期待に添えるように頑張ります。 (2021年3月31日 19時) (
レス) id: 0fc95bbd21 (このIDを非表示/違反報告)
夏美(プロフ) - とっても面白かったです！今後のアズール達との関わり方が気になります。更新頑張ってください！ (2021年3月31日 18時) (レス) id: 585ae669d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あー | 作成日時：2021年3月28日 16時
