Who are you？～夏の匂い～ (ページ39)

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ガチャ

玄関のドアを開く

義「おじゃましまぁーす」

ニコニコしながら中に上がる義勝は

むじゃきな子供みたいで可愛い

義「お母さんは？」

"お母さんは？"

部屋の感じや扉無の棚を見て、

お父さんはいないとさとったのだろう

貴女「カフェの準備､､､」

義「そっか、じゃあ、ふたりきりだね」

なんて笑顔を浮かべてる

ふたりにソファへと腰をかける

義「あのさぁ､､､」

貴女「？？」

義「いつも家ではそんなでっかい服着てんの？」

貴女「､､､え？」

義「なんか、ダブダブすぎてエロい」

"エロい"

普通の男がそんなこと言ってきたら

無性に切れてると思う

でも義勝に言われると何もかも

なぜか嬉しい

貴女「どこがエロいの？」

少しいじわるをしてみる

義「え、」

ちょっと考えたあとに彼は口を開く

義「んーと、まず黒髪ボブがエロくて、

肌の白さと服の黒さの比がエロくて、

鎖骨がエロくて、

足がエロくて、Aの顔が可愛いくて、

なんか全てが愛おしいくて､､､」

､､､なんかズレてきてる

聞かなければよかったと後悔する

私いま、絶対顔が真っ赤だろう

義勝の顔が見れなくて下を向く

それに気がつく義勝

義「もしかして､､､照れた？」

そう言って顔を覗き込んでくる

悟られたのがまた恥ずかしくて

ソファの上で体操座りをして反対を向く

義「図星かよ笑」

少しフフって笑ったあと

後ろからそっと私を抱きしめる

義「好きだもん」

甘えてくる義勝がさらに可愛くて

今度は身体が熱くなるのを自分でも感じる

貴女「私は､､､もっと好きだよ」

義「ん、ありがとう」

太陽の明かりが差し込む

少しくらいリビングで

愛を確かめあった。

義「こっち見て？」

今度はそっと手を離し、

私をくるっと自分の方へ回す彼、

義「少しだけ、我慢してね？」

それだけ言って私の唇に

義勝の唇が落ちてくる

義勝なら何もかも許せる。

だから､､､

私はコクリと頷く。

義「好き。愛してる」

そう言って私をソファへと

ゆっくり押し倒した