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巨匠side ページ34
抜けてきたのはいいものの、、、
どこ探せばいいんだ?笑
俺、とことん馬鹿だよな。
ちょっと醜いよな
まず、探して何になるんだよ
行くあてもなく足は止まる
「もしかして、、、」
ひとつだけ、光が見えた。
いつの間にか足は勝手に動き出し
しだいには走り出した。
少し走って、足を止める
いた。
確かにあれは義勝と、、、Aちゃん。
あの時再会した場所
ベンチの近くの街灯から
少し離れた暗闇に
2人はいた
一緒にいただけならまだしも
信じられないことに、
「なんで抱きしめてんだよ、、、」
義勝がAちゃんの事を優しく、
それでも強く抱きしめている
義勝がほんとに好きな女を抱きしめる時の
抱きしめ方だ。見ただけでわかる。
言葉も失い、動くことも出来ない
自分が情けない
義勝がAちゃんの耳元で何かを囁いたのが見えた
すると、ゆっくりと
Aちゃんの細くて白い腕が
義勝の背中へと
まわっていった。
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作者名:まなか | 作成日時:2017年9月17日 23時