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暗い夜道を歩く。
暗闇の中、店が全部閉まった下北沢を歩くのは
なんか、エモくて、
やっぱ好きだ。
この時間は危ない、未成年は外に出てはいけない
そんなこと知ってる。
でも、私のことを理解して、包み込んでくれる時間がこの時間しかないんだ
そうおもっちゃう。
寝不足のせいか、さっき鏡を見た時
涙袋がピンくく腫れてた、
これもメンヘラって言われちゃう、、、
そのストレスでまた自分で自分を傷つけてしまう。
そんなダメダメな私でも
この暗闇は包んでくれるんだ。
、、、ってね。
少し歩いて街灯の明かりまでたどり着く。
ん?
暗すぎて気づかなかったけど
あっちのベンチで誰か話してる?
こんな真夜中以上の真夜中に
ここにいる人なんて滅多にいない。
ほぼ毎日この時間だけここに来る私には
不思議な光景だ。
人と接するのは得意じゃない。
でも、、、ベンチで話している2人は
見覚えがあって、
何故か鼓動がド○○キして破裂しそうなのに
いつの間にかベンチの方へ私は近寄っていた。
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作者名:まなか | 作成日時:2017年9月17日 23時