余命7 ページ38
(Aサイド)
そろそろ日記読んでる頃かな。
今私は天国にいる。
上から見下ろすのかなと思っていたんだけど、そうではないらしい。
テレビがあって、そこにパソコンがつないであった。
そのパソコンにみたいものを入力して見るらしい。
ちなみにこのパソコンテレビは1人一台。
みたいものをいつでも見れるわけだ。
私は『東京都立呪術高等専門学校』といれた。
もしかしたら出てこないかも……?
と一瞬不安になったが、すぐ出てきた。
再生ボタンを押すと、映像が流れた。
虎杖「A……」
どこを読んでいるんだろう。
頑張って日記を見ていると、私が『返事は欲しいけど、直接聞けないから……』の部分。
ちょうど答えを聞けるタイミング!!
五条先生達も先輩も恵も野薔薇もみんな、悠仁のほうを向いた。
虎杖「俺……出会ったときから好きなんだよ……一目惚れしました。俺も好きです……本当に聞こえてる…?」
最後は泣きながら言ってくれた悠仁。
好き…だったんだ…。
何も知らなかった私は、腰を折りそうになった。
驚きすぎて。
A「悠仁ありがとう」
天国からの言葉は聞こえないはずなのに。
悠仁は顔を上げてこっちを見た。
見間違いかもしれないけど……悠仁と目が合った気がした。
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作者名:零 | 作成日時:2021年3月27日 8時