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「うっそぉ〜」
時雨ちゃんは少々残念気味に席につく。
「今日は歌のテストをします!」
先生のいきなりのテスト発言で生徒のブーイングがひどいったらもう
そんな中時雨ちゃんは
「やったぁ!」
と一人だけ喜んでいる。
「お、雪宮さんやる気あるわね。どう?一番にしない?」
先生の問いに目を輝かせながら
「いいんですか!?やったぁ!」
と前に出ていく時雨ちゃん。
先生がピアノに指をおくと時雨ちゃんは少々不満げだった。
「私弾きながら歌いたいです」
「えぇ?そんなことできるの?別にいいけど」
「ありがとうございます!」
時雨ちゃんは嬉しそうにピアノをつくと前奏を引き始めた。
あ、エーデルワイスだ。
相変わらず上手い
「♪〜エーデルワーイス エーデルワーイス…〜♪」
歌声もよし!
眠くなる…眠く…な…
「スースースースー」
「え!?ちょっと鈴宮さん!?」
ハッ!
「すみません…」
時雨ちゃんのピアノと歌が終わると大歓声が!
こうした今日の出来事で私は「鈴宮画伯」時雨ちゃんは「楽聖の雪宮」というあだ名みたいなのをつけられた。
トホホ…
そのあと秀明言ったらkzにあえる!
って時雨ちゃんとなりカフェテリアに向かった。
そんなこんなありながら今に至る。
「えぇ…せっかく立花さんと美門くんにあえたのに?でも邪魔しちゃダメだよね。バイバイ、失礼しました」
私も本当はいたいけど向こうからしたら誰?ってなってるだろうし私達を仲間に入れてくれる気はなさそう
「いや大丈夫だ。君たちも我が探偵チームの会議を見学するといい。僕は探偵チームのリーダーの若武和臣だ。君たちは?」
あった。
時雨ちゃんはリアル若武の言葉遣いにちょっぴりうえっとなっている。
私も少し人見知りが発動して無言。
「うちのクラスに転校してきた雪宮さんと鈴宮さん。二人とも楽聖の雪宮と鈴宮画伯ってよばれてるよ」
それを見かねてアーヤが紹介してくれた。
しゃんとしなくちゃと私は自己紹介を始める。
「鈴宮翠です」
時雨ちゃんもそうか自己紹介という風に私の横に来て
「雪宮時雨です」
とペコッと頭を下げる。
ポニーテールにしている白髪がさらっと落ちてきて神秘的
「なぁ二人を探偵チームに入れたらどうだ?」
翼の一言でみんなも頷く。
えっと…これって入れちゃう系?
「よし、ようこそ我が探偵チームへ。得意な教科特技はなんだ?」
それはもうこのこたえしかないよね?
「美術・理科!」「国語・音楽!」
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ゆーちゃん - みなさま!パスワードがわからなくなってしまったので作り直そうと思います(ノ_・、)迷惑かけます(汗) (2019年9月30日 17時) (レス) id: 970b43e0b6 (このIDを非表示/違反報告)
すとぷり好きの坂田家 - ゆーちゃんさん» 頑張れ~♪ (2019年9月22日 21時) (レス) id: b21dfdda1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - 鬼跡@俺ナーさん» めっちゃ嬉しいです!ありがとうございます!1日1話がんばります! (2019年9月15日 22時) (レス) id: 970b43e0b6 (このIDを非表示/違反報告)
鬼跡@俺ナー - これすごい好きです!更新頑張って下さい! (2019年9月15日 22時) (レス) id: a91edda93c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - すみすみすみーさん» ありがとうございます!そうだよ!頑張ってくださいよ! (2019年9月15日 20時) (レス) id: 970b43e0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーちゃん | 作成日時:2019年9月11日 18時