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放送が鳴り、次々と船を後にする受験者たち。
さて、私も降りようかしら。
降りてみるとそこは高い塔の上だった。
A『あら、ここが3次試験会場？』
ビーンズ｢ゾーラさんのおっしゃる通り、ここが3次試験会場のスタート地点となります。試験内容ですが、72時間以内に生きて下までおりてくること。以上が試験になります。試験管からの伝言です。それではスタート！頑張って下さいね！｣
A『なるほど…、恐らくこの地面にしかけがあるようね。』
ギタ｢…恐らくね。｣
いつの間にか隣にいたギタラクルに話しかける。
別にこのくらいで驚いたりしないわよ。
A『じゃあ私はお先に。キルが心配だけれど…』
ギタ｢あいつなら大丈夫だよ。｣
A『…そうね。』
私は近くの床を探る。
あら、ここが抜けそうね。
A『ギタラクル、また後で。』
ギタラクルはひらひらと手を振ってくる。
思惑通り床は抜け、地面についた。
埃が立つ。
A『埃は嫌いなのよ…あら？貴方は…確かゴンくんの…』
｢先に自分から名乗るのが筋では無いか？｣
なかなか生意気ね…
A『私の名前はゾーラ、よろしくて欲しいわ。』
｢私の名はクラピカ。ああ、よろしく。｣
クラピカくんって言うのね…。
A『貴方、二次試験中に私の事見てなかったかしら？』
クラピカ｢ああ、済まない。ヒソカをこき使えるのは貴方くらいだと思ってな…。｣
なんだ、そういうことだったのね。
A『ふふ、そういうことね。私ヒソカよりも強いもの。大丈夫よ。』
クラピカ｢！？…貴方は一体…。｣
A『そうねー、まあ行く行く分かるわよ。安心して、貴方たちに手は出さないわ。』
クラピカ｢そ、そうか。｣
A『さて、どうすれば良いのかしら。』
クラピカ｢…2人で協力して敵を100人倒せ。馬鹿な、ふざけているにも程がある！｣
ｼﾞｼﾞｼﾞ…
モニターが付く。
｢私は試験官のリッポーという。ゾーラは強さが桁違いなので囚人を相手にしてもらう。異論は認めん。｣
A『なによそれ。リッポー、貴方随分偉くなったようね？ふふふ』
リッポー｢とにかくだ。お前ならば簡単だろう。そこの金髪の君、気を付けるんだぞ。｣
クラピカ｢相手は囚人だ。分かっている。｣
リッポー｢はは、違うよ。ゾーラにだ。では検討を祈る。｣
クラピカ｢ｯ…｣
A『相変わらずよ、リッポーは。大丈夫、貴方に危害は加えないっていったでしょう？』
クラピカ｢…ああ。｣
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とまと(プロフ) - Aaaさん» 貴方様とはわかりあえる気がします←え (2020年4月17日 19時) (
レス) id: 4f1e2f13fe (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - とまとさん» コメントありがとうございます！私の趣味全開ですが、また更新したら見てやって下さいますと嬉しいです。 (2020年4月17日 3時) (レス) id: 71d8bfbda5 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - わぁ。めっちゃ面白いねん←アッ冗談です。イルミのツンデレが可愛い。 (2020年4月17日 3時) (レス) id: 4f1e2f13fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aaa | 作成日時：2020年4月16日 21時
