【終焉の栞】貴方を助けだして

過去編〜2〜 ページ13

友達3「っ〜〜！？い、嫌っっ！！」

友達は十円から指を離してしまった。

『だ、ダメ！！』

そう言った時には遅く、友達の顔はいつもの笑顔はなかった。

友達3「人間は……………醜い醜い醜い醜い醜い醜いっっ！！」

これはきっとこっくりさんなのだろう。

『醜い………？どういう意味………？』

当時の頃の私は醜いという言葉の意味がわからなかったんだ。

友達1、2、D「き、き、きゃああああああああああ！！！！！」

友達達はすぐに逃げ出してしまった。D音は？何で逃げたの？私を置いて？
そういうのって最低じゃない？

『……………どういうつもり？』

私は思いきって聞いてみた。

けれど返答がない。

『………私は』

どうしたい？？何をどうすればいいの？私の脳内ではそんな事が繰り返されていた。そんな時、

友達3「人間を……ころす。世界を滅ばせる……」

何を言っている？？こっくりさんは神様だったはず。なんて酷い事を言うんだ。

友達3「こいつを………まずはころす……」

そう言い、友達の首を絞めた。
こうなると自殺、という形になるのだろうか。とりあえず誰かを呼ばないと！
私はそう思い、走った。走って走って走りまくった。
ついに校外へ出た時、おじさんと…………D音？

D「E花ちゃん！！人を呼んできましたよ！！」

『D音〜…………』

安心した。私を置いたりはしなかったんだ。人を探しに行ってたんだ。

『っ〜〜！よし！！行くよ！』

私達は友達の所へ………こっくりさんがいる所へ行った。

♪♪♪♪
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