幻王様が人間界に降臨した様です

逆襲の蝉ファイナル 1 ページ37

〜〜妖怪探偵団 事務所〜〜
Aside
ナツメ 「あ〜つ〜」

A 「・・・」

ナツメ 「ねぇA さっきから何読んでるの？」

A 「ちょっと歴史物を」

ナツメ 「そうなんだ」

A (本当は鬼族やかつての最恐妖怪たちに関する本だけど…一応普通の本のカバーをかけておいて良かった)

ナツメ 「なんで今日こんなに暑いの〜？」

ウィスパー 「地球温暖化の影響じゃあないですか？」

ミッチー 「今私にできることはこの肉体の美しさでナツメさんとAさんの気を紛らして差し上げることだけです」

ジーたん 「キンニク 暑い うるさい 汗臭い あぁ〜ジーたんもうだめ溶けちゃう ダ〜〜ゼ〜〜」

ナツメ 「ジーたん⁉」

アキノリ 「あ〜あ参ったな〜 まさかこのクソ暑い時にエアコンが壊れちゃうなんてな〜」

ナツメ 「来週にならないと電気屋さん来れないんだって〜？」

アキノリ 「そうだ！いい事思いついた！」

ナツメ ジーたん 「？」

アキノリ 「ふぶき姫を召喚してこの部屋を涼しくしてもらおうぜ」

ウィスパー 「いやいやいや 涼しいとかそうゆうレベルじゃあなくなりますんで勘弁してください」

A (そう、涼しいとかじゃあなくてもう凍るレベルだし…)

アキノリ 「でも、暑いよりはいいじゃん」

ウィスパー 「よくないでウィス！」

ナツメ 「どっちみち呼び出せないわよ」

アキノリ 「え？」

ナツメ 「妖怪ウォッチ ケースケが持って行っちゃたし」

アキノリ 「ケースケが？」

ナツメ 「なんか友達と山に虫取りに行ったみたい」

アキノリ 「か〜 小学生は元気だね〜」

ジーたん 「だぜ〜」

アキノリ 「今日はアヤメさんも来れないみたいだし… 俺もうな〜んもやる気しねぇよ〜 あ〜も〜アヤメさ〜ん」

ナツメ 「酔っ払いってこんな感じなのかな？」

A 「うん 多分こんな感じ」

ナツメ 「A！ 読書は？」

A 「終わったよ」

するとトウマが事務所に入ってくる

アキノリ 「アヤメさん⁉」

トウマ 「え？」

アキノリ 「な〜んだ トウマか〜」

トウマ 「！ ごめん 来ちゃまずかったかな？」

アキノリ 「あ…いやいや そうゆう意味じゃあなくて」

ナツメ 「アヤメちゃんが来たと思ったんだって」

トウマ 「そうか…」

アキノリ 「でも、トウマいつもより来るの遅かったな」

トウマ 「あぁ テレビでサッカー見てたんだ 夏の全国大会セミファイナル」

アキノリ 「あぁ そっか〜 準決勝今日だったっけ」

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