幻王様が人間界に降臨した様です

番外編 2 ［幻王様の家］（本編関係あり） ページ36

〜〜宝月城〜〜
Noside
Aは宝月城のドアを開ける

A 「ただいま キヌ キノ いる？」

キヌ キノ 「お帰りなさいませ 幻王様」

キヌ 「おかえりをお待ちしておりました」

キノ 「さぁ 久しぶりにおかえりになられてお疲れでしょう？ すぐにお風呂の支度をいたします」

A 「えぇ ありがとう」

キヌ 「お荷物を預かります」

A 「うん …さてと元の姿に戻るか…」

Aは幻王の姿に戻る

幻王 「この姿になるのも久しいな」

するとキノがお風呂の支度を終えて戻ってくる

キノ 「！ 幻王様 お風呂の支度が終わりました」

幻王 「わかった それでは行ってくる」

キノ 「はい」

キヌ 「キノ？どうかしたの？ぼーっとして」

キノ 「キヌ！久しぶりに幻王様が元の姿に戻られたの！」

キヌ 「そう！ さぁご飯の支度をしましょう」

キノ 「うん！」

キヌ 「ところでいつまで人間たちに幻王ということを黙り 騙すのですか？」

幻王 「少なくとも まだ明かすわけにはいかないな」

キヌ 「左様ですか」

〜〜夜〜〜

幻王 「キヌ キノ 明日は我は書物庫にいるぞ 少々調べたいことがあってな」

キヌ キノ 「お手伝いいたします」

幻王 「ありがとう さぁもう夜も遅い眠ろう」

キヌ キノ 「はい お休みなさいませ幻王様」

幻王 「あぁ おやすみ」

〜〜翌日 書物庫〜〜

［今Aは動きやすいので人間の姿 人間の喋り方です］

キヌ 「ありました！ この資料では？」

A 「そう！それよ ありがとう キヌ」

キヌ 「はい ところでその資料はどんな物で？」

A 「これは鬼族やかつての最恐妖怪たちの資料なの」

キヌ 「左様ですか…」

キノ 「人間界で何か悪い妖怪が復活しそうなのですか？」

A 「うん ーーーーが復活しそうよ」

キヌ キノ 「なんと！こちらでも十分に気をつけます」

A 「うん お願い それじゃあ私は人間界に行くね」

キヌ 「行ってらっしゃいませ！」

キノ 「お気をつけて」

A 「うん 行ってきます！」

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