幻王様が人間界に降臨した様です

たたりギツネとコックリさん 4 ページ21

〜〜稲荷神社〜〜
Noside
アキノリ 「ここか…」

A 「みなさ〜ん」

アキノリ 「あ、Aさん 早いですね」

A 「えぇ 全速力で走ってきましたから」

ナツメ 「お疲れ様」

A 「ハァハァハァ…はい！」

アキノリ 「ん？あの人は…？」

お婆ちゃん 「？」

アキノリ 「あ〜っ！豆腐屋さんのお婆ちゃん！」

トウマ ナツメ A 「？」

ケースケ 「知り合い？」

アキノリ 「昔 よく行っていた豆腐屋さん」

お婆ちゃん 「おやおや 誰かと思えばアキノリ君 大きくなったね〜」

アキノリ 「ご無沙汰しています」

ナツメ 「あの どうして豆腐屋さんが神社の掃除をしているんですか？」

お婆ちゃん 「お稲荷様は商売繁盛のご利益もあるからね〜 ず〜っと前からお参りと掃除をさせてもらってるんだよ〜 でもそれも今日で終わりだね〜」

アキノリ 「え？」

A 「どうしてですか？」

お婆ちゃん 「私ももう歳だし店をたたんで息子夫婦と一緒に暮らすことにしたんだよ」

ナツメ 「そうなんですか」

お婆ちゃん 「ま、やる年波には逆らえないって事だわね それじゃあアキノリ君 おばあちゃんによろしくね〜」

お婆ちゃんが去っていく

アキノリ 「あの店閉めちゃうのか… こればっかりは俺たちで解決できる問題じゃあないよな」

すると狛狐が怪しく光り狛狐からたたりギツネが現れる

そして辺りは怪しい空間へと変わる

皆 「え？」

？ 「お前たち妖怪の匂いがするな〜」

アキノリ 「誰だ！」

？ 「フッハハハハ」

ケースケ 「ウワァ〜！」

アキノリ 「現れたな！」

？ 「よこせ その体をよこせ〜」

怪しい煙の中からたたりギツネが現れる

ケースケ 「ヤバいヤバい あれマジでヤバいよ」

トウマ 「ここは僕が 妖怪ウォッチオーガ 憑依！ 幻魔 五右衛門！我に力を！」

五右衛門 「あっ五右衛門 見参！」

たたりギツネ 「キシャ〜ッ」

五右衛門 「うぉ〜っ」

五右衛門の刀をたたりギツネは後ろ足で受け止める

五右衛門 「天昇乱舞斬！」

五右衛門は必殺技を使う…だが

たたりギツネ「キシャ〜ッ」

たたりギツネが出した十二支たちに動きを止められたたりギツネにやられてしまった

五右衛門 「もはやこれまで〜っ」

憑依が解けトウマに戻る

トウマ 「クッ…」

ナツメ 「トウマ」

アキノリ 「手強いぞ たたりギツネ」

ケースケ 「ねーちゃんトウマを助けないと」

ナツメ 「うん！ 相手が狐の妖怪ならこっちも ウィスパー！」

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