今日:26 hit、昨日:0 hit、合計:699 hit
小|中|大
番外編:変わってしまった親友 ページ35
ー羅菜side
最近、親友のAがやたらと忙しそうにしていた。
私がどうしたの?て聞いても、
Aは部活で忙しいんだよね!…とはぐらかした。
…目の下にクマがついてることに私が気付いていることをAは知らない。
…絶対、目の下にクマつくるような部活じゃないでしょ。
…授業中の今だって今にも眠りこけてしまいそうな表情をしてるじゃん。
…Aは昔から努力家で、自分が苦しんでいても仲良い私でさえ相談なんてしてこなかった。
…きっと、私が相談に乗るって言ってもAは限界まで隠すんだろうなて思う。
『A、最近疲れてるよね大丈夫?』
「大丈夫だよ!…部活で忙しくてね、先輩たちと一緒だから気が張っちゃうんだよなー。」
『無理し過ぎないでよね。』
「分かってるよ!」
ニコニコとして笑うA。
…本心、言ってほしいんだけどな。
まぁ、そんなに急がなくてもいつか私に本当のこと言ってくれるよね?
ー…、だってAは私のー…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アマミヤ | 作成日時:2023年8月18日 11時