妖－AYAKASHI EP.1 (ページ13)

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怪しさ満載。AYAKASHI倶楽部！ページ13

「さぁ！君も自己紹介したまえ！」

名須川先輩がワハハ！と豪快に笑った。

『えっと…１年の水無川Aです…。よろしくです。』

「Aくんか！素敵な名前だな！！ワハハ！」

「Aちゃん！もうここで入部確定ってことでいいよね！よね！！？？」

蒼井先輩が興奮気味に話す。

『…え？あ、はい？？』

「よっしゃっ…！←」

バチンっ…！と両手をたたいてガッツポーズをする蒼井先輩。

「ほな、はんこポチっとな～( ＾ω＾ )。」

いつの間にか盗られてた私の部活動届けにはんこが押された(半ば強引に←)

「…さて、Aくんも大河くんも正規部員になったからには伝えなければならないことがある。」

先程からガハガハと笑っていた名須川先輩が突如、真剣な表情をしている。

ごくりっ…！と息を飲む。

「…Aくん、大河くん…幽霊のようなものを見たことはあるかい？」

幽霊…？…あれか、謎に浮いてる未確認生物。

「…俺はあるぜ。今朝も電車に引かれたのだろう霊が駅周辺に彷徨いてたからな。」

ヤンキーこと爆寨くんはあると答えた。

「彷徨ってた霊に花を手向けてたのをみて僕がここに勧誘したんだよねぇ～( ＾ω＾ )。」

にかっ…！と笑みを浮かべた蒼井先輩。

爆寨くんは恥ずかしそうにそっぽを向いた。