（（ 今宵君ト ）） ＿ ｆ × ｔ 【 2 】

#　63 ページ13

俺は宮田の車の助手席に座り

　普段は俺より下手な運転なのに、

　今日はスピードあげてる。



．






．





　無言を貫いてればあっという間に宮田の家へ到着。

　 宮 「 降りれば? 」

　宮田はガヤみたいにエスコートするような紳士的なことしないんだった。

　俺は焦って先を歩く宮田の後を追いかける。







　そこでやっぱガヤに満たされているんだと体感し

　今日こそは宮田に操られないぞ、と意気込み

　深呼吸した。



．





．





　 宮 「 ただいまー。 」

　 玉 「 お邪魔します‥っつ 」

　そこにはいつものアニメグッズがあり

　前にメイド服を着せられて行った行為がフラッシュバックする。

　泣き喚き乍受け、

　行為後には隠れて吐くほどだったため

　とても印象に残ってる。






　そのときはガヤと恋人になるなんて夢にも思ってなかった。




．




．





　【 ずっとこの檻の中に閉じ込められてるのかと思ってたんだもん。 】









　

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