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片付けが終わり、全生徒が席についた
「先程も言ったように重大発表があります」
先生が嬉しそうに頬を緩ませ顔の色が多少変化した
このタコのような生物の性質はやはり理解できない
たが、顔の色が変わるほどのものなのだから
余程のことなのは確かだろう
面白そうなことには誰でも興味がわくはず。
数人の顔、目線、体の向きが先生に向いた
興味を惹かれている証だ
「重大発表とは………」
タコ型生物の声が三段階ほど低くなる
緊張と不安の感情が一気に取り巻き
生徒達は息を呑んだ
「……なんだと思います？」
「「いいから早くしろ！！！」」
全員の声がそろう。これこそ、以心伝心
このツッコミまでの間は0.5秒だったという
先生は生徒達の気迫に身を震わせコホンとくしゃみをし、大きく深呼吸をした
「……このクラスに編入生が来ます！」
先生の発言にクラス全体がざわつく
「え、？E組に編入生？」
緑髪の女子生徒の茅野が最初に言葉を溢す
「まともなやつじゃないのは確かだな…」
それにつられて他の生徒も口々に言葉を発し始めた
クラス中が不安に包まれた
普通だったら期待に胸を高鳴らせる者がいるはず
そう、このクラスは…"E組は普通ではない"
「じゃあ、入ってきてください！」
全員の視線が扉に集中する
建付けの悪い扉が音をたてて開く
その瞬間、E組全員は一面花畑の幻覚を見た
爽やかな生暖かい風が吹くような感覚にも襲われる
入って来たのはミステリアスな雰囲気を漂わせた
少女…さしずめ美少女だ
ひまわり色の髪をなびかせ瞳をそっと開く
この間2秒。全員がうっとりとした顔で彼女に見惚れていた
「(可愛い…！この子は全然まとも…)」
その時、
何かに強くぶつかったような痛々しい音が響いた
その音で全員が現実に引き戻される
視線が一気に少女の方へ
『痛った……足の小指ぶつけた！！』
そこに居たのはさっきのイメージはどこえやら
足の指をぶつけ足を抑えてうずくまる転入生
生徒一同啞然とした
すると転入生ははっ、としたような顔になり
『あ！自己紹介が遅れました、
私は
呼び捨てでいいよ！』
何事もなかったかのように子供のような満面の笑みを生徒全員に向けた
唖然とする一同
すると
ガタガタッという音を立て、誰かが椅子から立ち上がった
その音で全員の意識が後ろへと変わった
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ATOK - ごめんなさい間違えました！ (2022年3月22日 21時) (
レス) id: 4685a6f279 (このIDを非表示/違反報告)
ATOK - すみません！できたらでいいので【夢主がキャラを冗談で押し倒してみた】ていうのやってほしいです、！ (2022年3月22日 21時) (レス) @page6 id: 4685a6f279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：123 | 作成日時：2022年3月19日 20時
