0時間目：E組への編入 ページ2
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ここはある部屋
部屋中にまとわりつく不穏な空気が漂っている
そんな部屋に二人の人影があった
「君はE組行きだ」
そんな空気を引き裂くかのように部屋に男の声が響く
その声は心做しか喜んでいるようにも思えた
「……え、」
ひとりの人影は動揺と驚きが混じった声を溢した
「いやぁ、残念だねぇ。」
わざとらしく顔を下に傾け、残念な動きをする男。
だが声には喜びが隠しきれていない
「まぁ君も、これからE組として頑張れ」
「……か」
一人の人影が声を溢した
声は途切れてよく聞こえない
「あ？何だって？」
半ば馬鹿にしたようにこちらに耳を傾ける男
聞く気なんてさらさらないだろう
だが数秒後男は自分の行動を後悔することになる
「……です……か」
「あ？だからなに__」
「ほんっっとうですかぁぁぁ！！！！？？」
耳をつんざくような声が部屋中に響く
男はあまりの声量に床に転がり落ちた
痛々しい音が響く
「いっ…、！！」
男は耳を抑える。今の声で鼓膜が破れたようだ
それに反して人影は
「やった、めっちゃ嬉しい！ありがとう！」
嬉しそうに飛び跳ねていた
「…………、？」
男は唖然としていた、今まではE組行きに喜ぶ生徒なんていなかったからだ
今までならば嫌がる生徒だけだった
「じゃあ、私行きますね！」
男が呆然としていると
鞄をササッとまとめ、部屋の扉を開けた人影は軽い足取りでスキップしながら部屋を出ていった
「…………、、」
残された男はそれを呆然と見つめていることしかできなかった
★☆★
ここは廊下
静かな廊下に、鼻歌交じりで歩く人影があった
先程の生徒だ
「やっと…やっと会えるね…、！」
長いロングヘアをなびかせ紅葉色の瞳を嬉しそうに閉じる
「──。」
静かな廊下にその声は消えていった
人影、…少女のヒワマリ色の髪が灯りに照らされて輝いていた。
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ATOK - ごめんなさい間違えました！ (2022年3月22日 21時) (
レス) id: 4685a6f279 (このIDを非表示/違反報告)
ATOK - すみません！できたらでいいので【夢主がキャラを冗談で押し倒してみた】ていうのやってほしいです、！ (2022年3月22日 21時) (レス) @page6 id: 4685a6f279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：123 | 作成日時：2022年3月19日 20時
