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第7章  《満月の夜に》 ページ8

私もフランの見ている景色を見ようと空に飛び上がると、其処には想像を遥かに超える・・・否、頭の片隅でも考えていなかった光景が広がっていた。


「どうしたフ・・ラ・・・ン・・・・」


 そこから見えた光景は彼女達には馴染みがなく、異様以外の何物でもないものだった。


「わ〜・・・館の外にはこんな建物があるんだ〜」(≧▽≦)


「・・・」


「魔理沙?」


「・・・・・なんなんだこれ・・・」


「え?」


「こんなの幻想郷でみたことないぜ!?え、何?幻想郷は河童に支配されたって?ハハハ
 ハハハハハ・・・・」


 彼女が此処まで混乱した光景とは、山の麓の平地一面に広がる人口建築物、多くは似たような形をしているが中に他の建物とはちがう形のものや明らかに高さがちがうものもあった。


「・・・・・じゃあここって外の世界って事?」(´・ω・`)


「・・・・・うん・・・」泣


「・・・・・。」パァァァァァ


「・・・え?」


「ね、ねぇ・・・魔理沙・・・あの・・・その・・・えっと・・・」


「・・・あ・・・な、なんだぜ?」


「あのね・・・えっと・・・ここ、下りてもいい?」


「え?」(´・ω・`)


「いや!好奇心なんかじゃないんだよ!?どうせお姉さまもいないs((ハックシュン、帰る方法探さ
 といけないし、ね、ね、いいでしょ?」(((o(*゚▽゚*)o)))


「・・・それもそうだな、今更外出禁止もなにもないしな!」


「やったー!」O(≧▽≦)O


「よし!Let’s go!」(なげやり)



・・。。・・。。・・。。・・。。・・。。・・。。・・。。・・。。・・。。・・。


除苦side


「う・・・重い・・・少し買いすぎたか・・・。」/(-_-)\


 此処は近所の八百屋。品揃えもよく値段も安いのだが、街の外れに位置するせいか滅多に俺以外の客を滅多に見ることがない。


「何をつくろうか・・・。」


 時刻は7時の終わり頃、勿論あたりは暗闇に包まれており見えるものといえばあしもとの塗装されてない道と満月が光り輝く夜空のみだった。
 いつも通り見慣れた筈のこの夜道が今日は恐ろしいような暖かいような雰囲気に包まれていた。


「(・・・早く帰ろう)」


 そう心の中で呟き足早に帰る少年を待ち構えていたのは更なる苦悩だった。

第8章  《出会いは静寂の夜で》→←第6章  《苦難の幕開け》


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阿須波(プロフ) - レモンジュースさん» ありがとうございます! (2016年7月10日 10時) (レス) id: b541fa0e49 (このIDを非表示/違反報告)
レモンジュース(プロフ) - お久しぶりの更新お疲れ様です!これからも応援しています! (2016年7月10日 9時) (レス) id: 4996d74159 (このIDを非表示/違反報告)
yui - コメントこないから心配したけど新しいの更新してたから大丈夫かな? (2016年7月9日 17時) (レス) id: 1f1a00f83d (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - ミンさん» ありがとうございます! (2016年5月8日 19時) (レス) id: c2a2852553 (このIDを非表示/違反報告)
ミン - 続き楽しみです! (2016年5月8日 17時) (レス) id: 7df5f2c691 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:阿須波 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年3月31日 3時

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