情報提供者 ページ33
魔法武力実行部隊本部からダンブルドアと共に姿表わしをし、ついた場所は見覚えのある場所。
『ダンブルドア。どういう事ですか？何故、セブルス先輩の家に来るのですか？』
着いた先はセブルス先輩が住んでいるマンションの一室目の前。どうやら家の中には姿表わし出来ない様になっている事が見てわかった。そして、本人が中にいるという事も。
『ご説明を』
何故、分霊箱を見つけなければならないのにセブルス先輩の家に来たのか説明を求めるがダンブルドアは相変わらず楽しそうに目を細めるだけだった。半月眼鏡の奥で細められた瞳はさながら宝箱を探す子供の様だった。
「ホッホ、まぁ中に入ろうじゃないか。」
訝しみながらもダンブルドアの後に従って扉を潜った。先には天井まで連なる本の数。そして、部屋の中央には普段掛けない眼鏡を掛け椅子に座っているセブルス・スネイプがいた。
「随分と時間が掛かりましたな校長。」
此方にすぐ様気が付き立て掛けてある振り時計に目を向けただ一言。
「説得に手間取りましたかな？」
「彼女の副指揮官が中々に手強くてな」
時間が掛かる？説得？どういう事だとダンブルドアを見ればまぁ座りなさいと席に諭される。
大人しく席に付けばダンブルドアはゆっくりと口を開いた。
「セブルスは二重スパイじゃ」
『はい？』
唐突に放たれる言葉に理解が追いつかなかった。
『なんの。二重スパイですか？』
「
ドクンと脈が跳ねた。セブルス先輩が死喰い人？学生時代に囁かれていた噂が鮮明に聞こえた。
セブルス・スネイプはルシウス・マルフォイと共に死喰い人の仲間入りをしたと言う噂。
しかし、所詮は噂であり信じてはいなかった。当時は死喰い人もヴォルデモートもどうでもよかったから。
だが、今はそう言う訳には行かない。
『どういう事ですか？』
理解した。瞬時に。しかし、ダンブルドアの口から聞かない限り嘘ではないのかと思ってしまう。
「セブルスは死喰い人じゃ。」
ダンブルドアがセブルス先輩に目配せをすれば腕のボタンを外し捲ってみせた。そこには紛れもない闇の印が。
あぁ、本当にそうなのか。その印を見て何だか冷静になれた。
『ダンブルドア。それを私に言えばどうなるかご存知で？』
「もちろんじゃ。」
『ならば何故、教えた。』
「言ったじゃろ？二重スパイじゃと。」
そういう事か。セブルス先輩は此方の味方。だが、スパイだからあちらの情報も持っている。つまりは情報提供者だ。
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理音(プロフ) - 応援してます！！(*^^*) (2022年10月2日 1時) (
レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年4月9日 9時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
陰陽(プロフ) - 名無しさん» 幼女戦記は知っておりますがその様なつもりはありません。 (2018年12月2日 20時) (レス) id: b489bd6baa (このIDを非表示/違反報告)
名無し - もしかしてですが、幼女戦記の表現ちょくちょくいれてますか？ (2018年11月28日 18時) (レス) id: 7897e7f26d (このIDを非表示/違反報告)
陰陽(プロフ) - RIA__さん» 感想ありがとうございますm(_ _)m更新頑張りますのでこれからもこの作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年11月12日 18時) (レス) id: 598a8e2b6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陰陽 | 作成日時：2017年10月26日 21時
