忍術学園５年生には姫様がいます１４ (ページ6)

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取りつかれた姫様５ページ6

(亮輔)『…』

雷蔵「三郎、どういうこと？」

八左「意味わかんねぇぞおい…」

勘右「…簡単なことだよ。
亮輔は何処からか学んだ力でA自身の意識を押し込んで自らの意識をAにダイブさせたんだよ」

兵助「何か変だとは思っていたがそう言うことだったのか…」

(亮輔)『…』

三郎によって正体をバラされた彼女？は鋭い目付きで三郎を睨み付けた。

(亮輔)『…何故分かった、鉢屋三郎？』

三郎「本性現したようだな。
何故分かったか、だったか？目だよ、目。」

(亮輔)『目？』

三郎「さっき言ったろ。
本当のAの目の色は薄いピンク色であって今の青色なんかじゃない」

(亮輔)『それだけで分かるとは相変わらず優秀なだけあるようだな(笑)』

互いに睨み合いながらそう言ってると思ったことがあるのか口を開いた。

八左「お前に聞きたいことがある」

(亮輔)『あら、珍しいこともあるのねハチ？
それで何を聞きたいのかしら？』

八左「お前…その術を何処で学んだんだ！
どうしてAにダイブしたんだ！！」

(亮輔)『…そんなの簡単なことじゃない(笑)
この女は私にとって丁度良い道具に過ぎないし霊力の力を利用してあのお方の支えにもなる』

八左「だからってAの本来の意識を沈ませてお前がダイブしたのか！？」

(亮輔)『その通り(笑)
全ては計画のためであり全てはあのお方のためなんだよ…邪魔をさせるわけにはいかない』

亮輔はAの身体で懐から武器を出すと彼らに向かって構えだしたのだった。