忍術学園５年生には姫様がいます１４ (ページ45)

今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:12,640 hit

浚われた後輩７ページ45

文次郎「そいつはすまなかったなぁ(笑)
だがこっちはお前等に大事な後輩を傷つけられたんだ…。
このくらいの猶予はあっていいだろう？」

忍者「うぐっ…(汗)(何だこいつ等…)」

『もう少し猶予を与えてやるつもりだったがよほど早く死に行きたいらしい。
そなたのお望み通り行かせてやろう…』ｻｯ

忍者「(消えた…！？)」

ガキィィン！！

忍者「(早い！？)」

キンッ！ギンッ！ガキンッ！ドカッ！

忍者「うごっ！？」

忍者「ガハッ…」

忍者「うわっ！！」

忍者「つっ…強い…」

余程切れているのか容赦なく斬りまくるAに文次郎は心配しながらも忍者を倒していた。

忍者「なっ…あの人数を…たった２人で…(汗)」

『大丈夫だ…殺してはいない…』

文次郎「さて…残りはてめぇだけだが…」

忍者「待て待て待て(汗)なっ？話し合おう！」

文次郎「…と言ってますがどうしますか？」

『…命惜しいものは皆そう言う。
だが私は今虫の居所が悪いからな…』ｶﾁｬ

忍者「ひっ…待て(汗)
何でもするから命だけは助けて！！」

『…だったら今すぐここに倒れている者達を連れてこの場を去れ！！
そして二度と私達に関わらない事だな』

忍者「わかった…わかりました～！！」

生かされた忍者は大慌てで倒れている忍者達を拾い集め去っていったのだった。

文次郎「…よかったのか？」

『あれはあれでいいんですよ』

文次郎「まあ、お前らしいって言えばらしいわな(苦笑)」

『褒め言葉として受け取っておきますよ』

文次郎「…帰るか、皆待ってる」

『そうですね』

こうして文次郎とAも城を抜け出し忍術学園に向かって歩きだした。