謎の密書9 ページ34
暫くするとAと八左衛門が帰ってきた。
三郎「ハチ、A!」
雷蔵「大丈夫だった?」
八左「あぁ…何とかな…」
『…』
他全員「??」
何処か複雑そうな顔した2人に周りの皆は顔を見合せたのだった。
仙蔵「何かあったのか?」
『…っ』
八左「それが…」
仙蔵の問いに八左衛門がAの変わりに答えたのだった。
留三郎「そんなことが…」
伊作「竹谷が一緒に行って良かったね…」
仙蔵「伊作の考えが当たるとはな…」
『私がっ…』
八左「お前のせいじゃない!!
彼奴の言った事をモロに受けるな!!」
『もうやだ…もう…嫌だよ…』タッ
八左「A!!」
泣きながら何処かに走っていったAに八左衛門が追い掛け他は茫然としていたのだった。
仙蔵「…あの密書の意味はこう言うことだったんだな」
留三郎「風魔の2大勢力と桜ノ宮一族を捲き込んでの忍術学園襲撃じゃなくてA自信を捲き込むための密書だったっていう事だな」
伊作「一体Aの一族が何をしたって言うんだろうね…」
5年達「…」
6年生3人の話を聞いていた5年生達は心配そうな顔をし2人が走って行った方を見ていたのだった。
一方八左衛門はと言うと…
八左「A!!
(クソッ…一体何処に行ったんだ…!!)」
泣きながら何処かに走っていったAを追い掛けていたが彼女を見失っていた。
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作者名:水色 | 作成日時:2020年9月4日 5時