謎の密書8 ページ33
『変装ってそう簡単に言われましても…』
仙蔵「何、私と鉢屋任せておけ」
三郎「私もですか!?」
仙蔵「自信ないのか?」
三郎「やらせて頂きます」
他全員『「(絶対乗せられたよね今…)」』
仙蔵の言葉に即答した三郎に他の皆は同じことを思っていた時だった。
??「桜ノ宮さ〜ん!!」
『小松田さん?』
小松田「あっ、ここにいたんだね!良かった」
『どうなされたのですか?』
小松田「実は今桜ノ宮さんをだせ!っていう謎の人物が来てて…」
『…私に?分かりました、行きましょう』
八左「…嫌な予感がするから俺も行く」
小松田「とにかく急いで」
事務員さんの言葉にAが先に行き八左衛門が後からこっそりと向かった。
兵助「…こんな時に謎の人物か」
勘右「ハチの言う通り嫌な予感がするね…」
雷蔵「何もなければいいけど…」
三郎「…先輩方はどう思います?」
外に駆け出して行った3人の方向を見ながらそう呟くと…
仙蔵「…私の推測が正しければその密書のありかを聞きに来たのか姫を探しに来たのかのどちらかだな」
留三郎「正直俺もそう思っている」
伊作「正直言って僕もかな…。
もしくは姫であるAをそのまま連れていく可能性もある」
雷蔵「大丈夫かな…」
6年生3人の話を聞いていた5年生達は心配そうな顔をしたのだった。
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作者名:水色 | 作成日時:2020年9月4日 5時