鏡を持った妖怪 ページ19
とある日の忍術学園。
いつも通りの日常だがこの日は何かが違った。
会計委員会side
三木ヱ門「桜ノ宮先輩」
『どうかしたのか?』
三木ヱ門「潮江先輩遅いですけど何かありましたっけ?」
『またいつものアレじゃないのか?』
三木ヱ門「(またか(呆))」
『それより三木ヱ門。
今はこの山になった帳簿を何とか片付けようじゃないか(呆)』
三木ヱ門「…それもそうですね」
三木ヱ門とAは委員長の机に大量に置いてある帳簿に手を付けた時だった。
『…!?』ピクッ
三木ヱ門「桜ノ宮先輩?」
『…いや…何でもない…。
(何だ…今の異様な気配は…見てみるか…)』
三木ヱ門「先輩?」
『…ところで団蔵と佐吉と左門はどうした?』
三木ヱ門「そういえば知りませんでしたね。
佐吉は掃除当番で団蔵は補習で左門は知りません」
『…またか(呆)探しに行ってくる』
外に何かがある事に気づき見るためと左門を探しに行く為に部屋を出た。
『…で、お前は誰だ?』
??「始めましてかな?姫様?」
『何故私が姫だという事を知っているんだ?』
??「そう怖い顔すな」
『…何しに来た』
??「ワシは姫様に用があるんじゃよ」
『…用だと?』
??「ワシは姫様と永遠に一緒に居たいと思ってな(笑)」
『何を言っているんだお主は(呆)』
??「駄目か?」
『当たり前だろ(呆)私は今忙しいんだ』
??「そうか…一緒にいる気はないと」
『最初からそう言っている様なようなものだろう(呆)』
??「では…力尽くでお主を奪う!」
『なっ!?きゃあ!!』
Aは鏡を持った謎の男に寄って鏡に吸い込まれ無重力でフワフワと浮きながら意識を失ったのであった。
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作者名:水色 | 作成日時:2020年9月4日 5時