大切な仲間達 ページ17
(注意)この物語は「動き出した闇」と「忍術学園と姫様を守れ」と「忍術学園を守れ」の続きですので嫌な方はUターンしてください。
『(ようやく戦いは終わった…。
だけど…私はここにいてはいけないんだよな)』
??「おっ!いたいた、大丈夫か?」
『八左衛門…』
八左「そんな複雑そうな顔してどうした?」
『…いや…何でもない…』
八左「…Aの事だ(苦笑)
「自分は姫だしこのような場所には居られない、居てはいけない」とか思っているんだろ?」
『…!?どうしてそれを…』
八左「お前、何年一緒だと思ってるわけ?
俺達は喧嘩とかしても5年も一緒なんだぞ?
考えている事くらいわかるさ(苦笑)」
『…』
自分の考えていたことがバレるとAは下を向いて震えていたのだった。
八左「…お前は俺達と同じ忍術学園の生徒なんだし俺達の大切な仲間なんだ」
『…!?』
八左「だから消えようなんて事考えるな」
『八左…衛門…』
八左「(苦笑)」
薄く涙をながし始めたAに八左衛門は苦笑しながら彼女を抱き締めた。
彩桜「…中々やるわねあの子(笑)」
美春「確か竹谷八左衛門君…だったかしら?
彼にならAを任せても大丈夫ね」
彩桜「他の子達は?」
美春「認めていないわけではないけど彼よりはアレね(苦笑)」
彩桜「フフ(笑)美春らしいわね(笑)」
場所は違うが同じ屋の上から2人の様子を見ていた姉妹は笑い合いその場を離れたのだった。
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作者名:水色 | 作成日時:2020年9月4日 5時