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不運の連鎖2 ページ42

『…今はあんた達と遊んでる気分じゃないからさっさと何処かに行ってくれない』

他5年「!?」

男達「…」

何処か怒った雰囲気のAに5年生は驚き男達は目をぱちくりさせていた。

男「そんなつれないこと言うなよ姫様(笑)」

『!?』

男「あんたがこの世の中唯一の姫君様だってことは知ってるんだぜ?」

男「俺達もそこまでは鬼じゃねぇからな。
大人しく言う事を聞いてくれれば手荒な真似はしねぇよ」

全員『「…」』

男達が言う言葉に対して互いに睨み合うAと彼等にハラハラしていた。

雷蔵《ねぇ、大丈夫なのこれ…》

八左《大丈夫だとは信じたい所だがさすがにまずいんじゃないか?》

勘右《っていうかいつの間にかギャラリーが増えてるし…》

兵助《うわっ、いつの間に…》

三郎《とにかく今はゆっくりしているバヤイじゃないし何とかして逃げるぞ》

彼の言葉に未だ睨み合っているAの手首を掴みその場を去った(お金は払った)。

男「あっ待ちやがれ!!」

男「せっかく見つけた上玉だ!逃がすな!」

男「何としてでもあの姫君を捕まえろ!!」

雷蔵「うわっ!追いかけてきてるよ!?」

八左「どうするんだよ!!」

三郎「とにかく2手に分かれるぞ!」

全員『「わかった!」』

彼の提案に乗った皆はクラスごとに分かれて逃げたのだった。

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作者名:水色 | 作成日時:2020年8月18日 18時

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