忍術学園５年生には姫様がいます (ページ2)

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姫様の帰還ページ2

忍術学園がよく見える裏山の山道を桜色の髪をした女の子が歩いていた。

『…ようやく忍術学園が見えてきたか(呆)
(先程から感じる嫌な予感…何だろうな)』

桜色の髪をした女の子がブツブツと文句を良いながら歩いていると…

？？「上手くいきましたね組頭(笑)」

？？「今頃忍術学園は毒に侵された奴等によってごった換えしているはずだ(笑)」

？？「このまま上手くいけば我々の時代になりますぜ(笑)」

？？「楽しみだな(笑)」

彼女が聞いているにも関わらず聞こえる様な声で話している忍者に怒りを覚えた。

『…そこの２人組、待ちなさい』

忍者「…何だよ」

『今の話全て聞かせて貰ったけどお前達忍術学園に手を出したのか？』

忍者「おっお前には関係ないだろ！？」

『…そうね、関係はないわね(ｷｯ)』

忍者達「！？」

『あんた達には関係はないかもしれないけど私にとっては関係があるのよ』

子供の狼の様な瞳で睨み付ける彼女に忍者達は一瞬怯えるが睨み返してきた。

忍者「そっそんな事知った事か！」

忍者「お前も彼奴等と同じ様にしてやる！」

『…やれるものならやってみなさい！』

桜色の髪をした女の子はそう発すると薙刀を構えて忍者達を一瞬の内に倒したのだった。

『あの忍者達が言っていたのが本当なら忍術学園は今頃大変な事になっているはず…急ぐか』

元々変な胸騒ぎをしていた彼女は急いで忍術学園に向かったのだった。