忍術学園５年生には姫様がいます (ページ43)

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幻術を解け２ページ43

三郎「亮輔、Aの任務場所は？」

亮輔「確かアミタケ城だ」

兵助「アミタケって確か今何やら変な薬を作るとかで有名なのだ」

三郎「急がないと手遅れになるな」

雷蔵「早くいこうよ！」

勘右「…！待て！誰か来る」

勘右衛門の言葉に耳を済ますといきなり障子ドアが開いた。

スパーンッ！

『…』

全員「A！？」

そう、障子ドアを開いたのは捕らわれたはずのAなのだが何処か様子が可笑しかった。

亮輔「(Aの瞳に光がない！)」

『…忍術学園…潰す…』

三郎「A？」

雷蔵「えっ？忍術学園を…潰す？」

兵助「じょっ冗談なのだ(汗)」

勘右「A、どうしちゃったのさ」

『…』

５年生達が１人１人声を掛けるが何の反応も見せないAに段々焦り始めた。

亮輔「…どうやら俺達の声が届いてないな」

雷蔵「それってまさか！」

亮輔「恐らく精神をやられたか何かに洗脳されているか幻術を掛けられているかの３パターンの様だ」

全員「…」

勘右「…止めるしかなさそうだね」

三郎「…その様だ」

亮輔「分かってると思うがお前等油断だけは絶対にするな…本気でやらなきゃ…殺されるぞ」

全員「了解(した！/のだ！)」

は組級長の言葉に他の５年生達は気合をいれそれぞれの得意武器を構えたのだった。