忍術学園５年生には姫様がいます６

テストと実習３ ページ47

その頃の６年生達はと言うと頭の回転が早いい組の２人を先頭に着々と準備が進んでいた。

仙蔵「留三郎」

伊作「仙蔵？」

留三郎「準備なら進んでいるが何かあったか？」

仙蔵「小平太と長次に任せてある情報収集だがお前も準備が終わり次第向かって欲しい」

留三郎「また何かやらかしたのか？」

仙蔵「文次郎が長次と一緒に小平太の暴走を止めるべく後から向かっているが追い付かないらしくてな」

留三郎「何やってんだよあのギンギン野郎」

伊作「アハハ(苦笑)」

仙蔵「済まないが行ってやってくれ、頼むぞ」

留三郎「しょうがねぇ、わかったよ」

仙蔵「伊作は薬作りは順調か？」

伊作「もう少しで出きるよ」

仙蔵「わかった。
お前の薬も頼りになるから頼むぞ」

伊作「任せて」

仙蔵が姿を消すと準備もちょうど終わり留三郎が出掛ける準備をし始めた。

ー…じゃ…と言うことか…

ー…で…だぞ？

ー成る…か？

ーそう…とか！

伊作「今のは５年生達の声だね」

留三郎「そう言えばあいつ等も実習だったな」

伊作「僕達もそうだけど皆怪我しなければいいね」

留三郎「そうだな。
よし、じゃあちょっとギンギン野郎の所に行ってくる」

伊作「うん、気をつけてね」

留三郎も出掛けると伊作は作りかけの薬を再開させたのだった。

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