忍術学園５年生には姫様がいます６

テストと実習 ページ45

とある日の忍術学園。
いつも通りの日常だが４年生から上の上級生は何処かピリピリしていた。

滝夜叉丸「座学も実技もNo.1のこの滝夜叉丸に掛かればテストなど無意味だ！！」

三木ヱ門「うるさいぞ滝夜叉丸！！
今は大事な時期なんだから静かに勉強しろ！」

喜八郎「滝も三木も両方うるさいよ。
これじゃあ集中できないからターコちゃんでも掘ってくるかな」

滝,三「穴を掘るな！！」

滝夜叉丸と三木衛門が言い合いをしながらテスト勉強していると飽きたのか喜八郎は穴を掘るとか言い出したのだった。

タカ丸「ねぇ守一郎君、これ分かる？」

守一郎「…タカ丸さんこれ下級生の問題ですよ」

タカ丸「えっ、そうなの！？
でも分からないのは分からないから(苦笑)」

守一郎「教科書で調べるとかしてみて下さい」

3人がギャイギャイ騒いでいる時守一郎とタカ丸は普通に勉強していたのだった。

場所は代わり５年生長屋ではかなりピリピリムードが広がっていた。

八左「今回の実習どう思う？」

『どう思うも難しいのは確実みたいね…』

雷蔵「今回は確か指導者と補佐がいるんだっけ？」

兵助「今回の実習はその指導者と補佐によっては落ちるみたいなのだ」

『誰がなるかは知らないけど気を引き締めていかなければならなそうね…』

級長の２人が留守をしている間丸くなってそんな話をしていたのだった。

？？「待たせたな」

？？「誰が指導者と補佐か分かったよ」

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