忍術学園５年生には姫様がいます６

姉様と姉様４ ページ34

次の日になり回復した(完全ではないが)Aを連れて古びた神社に向かった。

『うわっ…こんなになってたんだ…』

美春「早い所再封印しちゃいましょう」

彩桜「そうね」

『じゃあ私が中心でいい？』

美春「その方がうまく行けば短縮出来るけど無理だけはしないでね？」

『うん！』

美春の言葉に力強く頷くと自分の位置に向かったのであった。

彩桜「私達も行きましょう」

美春「えぇ、やりましょう」

Aが位置に付いたのを見届けると２人も自分達の位置に向かった。

美春「呼吸を合わせるわよ！」

２人『「はい！/えぇ！」』

ブワッ！←霊力を解放した

３人『「…再封印！！」』

ゴオォォ！…ガゴンッ！←扉が閉まる音

3人の霊力が合わさると開いていた扉は全て閉まり再封印が完成したのだった。

『はぁ…はぁ…』

美春「大丈夫？」

『だっ…大丈夫…』

彩桜「大丈夫じゃないでしょ(呆)」

『アハハ(苦笑)』

美春「まあとにかく再封印も上手く行ったし桜ノ宮城に戻って休みましょ」

彩桜「ほら、乗りなさい(笑)」

『ありがとう、彩桜姉様(苦笑)』

霊力を消耗したAが背中に乗ったのを確認すると三人揃って桜ノ宮城に戻って行ったのであった。

学園長「よく無事に戻った(笑)」

『ご心配おかけしました(苦笑)』

５年達「A！！」

『きゃあ！』

3人「(笑)」

次の日になり忍術学園に戻るとずっと待っていた５年生達に思い切り抱きつかれ思わず尻餅付いたのだった。
その様子を姉２人と学園長は笑っていたのだった。

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