忍術学園５年生には姫様がいます６

暗号文４ ページ23

雷蔵「兵助、何か分かるの？」

兵助「俺の頭はA程じゃないから合ってるかどうか分からないが“北より西“は北寄りの西で“風魔の神社”はそのままで”墓地にて蘇らす”は死者を蘇らすだから…。
つまり「北寄りの西にある風魔の神社の墓地にて死者を蘇らす」だ」

雷蔵「…そう言う事か！！」

兵助「八左衛門が言っていた話と辻褄が合うのだ」

Aからの手紙の暗号が解けた兵助と雷蔵は更に険しい顔をしたのだった。

？？「兵助、雷蔵、入るぞ」

雷蔵「あっ、皆お帰り、どうだった？」

三郎「どうもこうもない。
墓を見てきたら彼奴の身体が無いんだ」

兵助「身体が無い？」

八左「彼奴が死んでからもう数ヶ月は立つから普通なら骨だけ残ってる時期なんだがその骨すら残ってないんだ」

雷蔵「一体どうなっているんだろう…」

調査組の話を聞いた兵助と雷蔵の険しい顔が更に険しい顔になったのだった。

勘右「彼奴の事も気になるけどさ暗号文の方はどうなったの？」

雷蔵「あぁそれなら解けたよ」

八左「マジでか！」

暗号文が解けたと分かった調査組の反応は嬉しそうだったが暗号文を解いた２人は変わらず険しい顔をしていた。

三郎「…それでその暗号文の内容は？」

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