忍術学園５年生には姫様がいます６

暗号文２ ページ20

他全員「…！？」

兵助「亮輔は…彼奴はAの手によって死んだはずなのだ」

三郎「あぁ。
私達皆で彼奴を看取ったはずだ…」

勘右「一体どうなっているんだ…」

雷蔵「分からないけど調べてみる必要はありそうだね」

勘右「だけど俺達だけで動くと怪しまれるよな？」

三郎「だったら６年生の先輩方に頼るか？」

八左「…いや今回は俺達だけで解決した方がいいかもしれない」

いつも以上に真剣にいう八左衛門に他の皆は顔を見合わせ疑問に思っていた。

兵助「どう言うことなのだ？」

八左「６年生の先輩方に話したとしても多分だが掛け合ってもらえないと思うんだ」

勘右「そうか！
先輩方はあぁ見えて亮輔の死に際をしっかりと見ていたし僕達が墓まで作って埋葬したのも見てる」

三郎「それに墓を掘ってまで復活させる奴なんか居ないだろうしこの話は信じないだろうな」

雷蔵「…だったらこの件は僕達だけで解決するとしてまずは亮輔のお墓を調べるのとこの暗号を解くのと分かれよう！」

他全員「(こくっ)」

雷蔵の言葉に５年生達はAを心配しつつ真剣に頷きどちらに動くか決め動き出したのだった。

一方姿を消したA本人はと言うと…

『…ん』

？？「気が付いたか」

『…そなた…どうして…』

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