劣等感「歌い手」 (ページ45)

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番外編(クリスマス) ページ45

⚠ここまでで登場した人しかでません(luz・松下含)

A視点

「朝…」

携帯を手に取り、画面を見ると、メリークリスマスの文字

「今日はクリスマスか…」

今の時期は冬休みのため、毎年大体奏と二人でだらだらして終了する
…そのため、クリスマス→ゲームする日って認識だ

今年もきっと奏が来て二人で大はしゃぎ…って流れだ
つまらなくはない。けど奏が毎年来てくれるのも奏が気を使っての事だ
自然と罪悪感ってものが浮かんで来るのも仕方ないと思う

ピーンポーン

…奏だな

ガチャ

「はーい」

しかし、奏だと確信して開けたドアの先にいたのは奏ではなかった

坂「おっじゃまっしまぁーす！！」

「ちょっ！さかっ…坂田？！」

坂「ん？あ、まだ言ってなかったな！おはよう！」

「そういう問題じゃなくて！なんで来た？！」

坂「え…来たらあかんかった…？」

犬か

「いや…ダメって事は無いんだけど…クリスマスだよ？」

はっきり言って坂田は人気者だ
おまけにモテる
その気になればパーティ開いてみんなで遊ぶって事もできる筈…なのに…

「なんでうちに来るのか…」

坂「来たかったから！なんとなくクリスマスはAとすごしたいなーって！」

「そ、そっか…」

犬か(2回目)

ピーンポーン

次は誰！

「はーい」

ま「お邪魔しますー！」

そ「おっ…そこそこ広いじゃん」

う「ゲームあるー」

志「えっ？！めっちゃゲーム揃ってるやんー！」

セ「まじですかー？ほんまやー」

「お前らな…」

なんでこうも人気者ばっかなの？！

天「あれ？ドア開いてるー！お邪魔しまーす！」

S「A！メリークリスマスー！」

多い…非常に人が多い…私の家が狭く感じるよ…

「お前らなんでうちに来た…」

全「来たかったから」

「仲がよろしい事で…」

坂「ねー！A！この四人でゲームやるんやけどAはやらへん？」

ま「A～せっかく来てあげたんだしケーキでも作ってよ～」

そ「眠…」

「う…」

う「浦田？」

「違う！うるさいって言いたかったの！」

「あー…もう！彼方さんなんとかしてください！」

そ「んぁー？何？Aも寝る～？」

「違う！」

ま「あ！そらるさんだけAとたくさん話して！ずるいですよ！」

S「A～！遊ぼー！」

志「ゲームしよーや！」

騒がしくて鬱陶しいけど…
今年のクリスマスはどうやら楽しくなりそうだ

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クリスマスもう2日も過ぎたけどね！