【ARISHIAS】七色の林檎 (ページ4)

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林檎２つページ4

貴方side

貴「はぁ、」

私はこれで100回目ため息をついた←

赤の国近くの森は私はあまり好まない

理由？そんなの簡単。

赤の国と白の国は方針が全く違うから対立してる。

赤の国は武に長けていて喧嘩っ早い連中や、魔物がうじゃうじゃいる。

対して白の国は知に長けていて紳士な人や、優しい人が多い。更に森には可愛いエルフや森番がいて争いになると沈めてくれる。

断然白の国の方が生きやすい。

そして目の前の枯れそうな木をみて赤の国側の森へ踏み入れたのだと悟った。

冷や汗が背中をつたう

そんな時私の足に激痛が走った。

「ゲシシシシシ」

私の血で赤くなった棍棒を持ちながら気味の悪い笑い声を上げる緑の化物。ゴブリンだ。

段々と痛くなって座り込む。

『林檎１つ』で言った通り← 私は回復魔法(弱)しかなく、攻撃魔法なんて知らない。

貴(死んだ･･･)

そう確信した途端、鎖がゴブリンを縛った。

？「こちら側の森はやっぱり野蛮だね。」

そんな声が聞こえると地面に大きな魔法陣が現れ枯れそうな木が元気になった。

左の方から私を締めようとしていたのか伸びていた木の枝が恐れるように元の枝へ戻っていった。

(実はゴブリンとスライムで悩みました←)