プロ野球⚾恋愛Part３

《大城卓三》遠い存在(続き) ページ7

大勢「えぇ!!??」
『わぁっ、ちょっ大勢さん!!騒がないで下さいｯ』
大勢「あっ…すんません、つい」
そりゃ驚くよね…
『……やっぱり、釣り合わないですかね』
大勢「あっ、いや…そうじゃなくて」
『?』
大勢「まぁっ、とりあえず今のままでもええと思いますよ?」
『でも…やっぱり私、もっと可愛くなった方がいいですかね…』
大勢「大丈夫っすよ、充分可愛いいっすよ」
『ﾄﾞｷｯ…//あっありがとうございます…』
大城さんにも、言われたいなぁ
大勢「告白されるのも、時間の問題ですよ」
『えっ?』
どう言う事?…告白されるのが時間の問題って…
大勢「おっ、噂をすれば」
えっ…?//
まさか…
「…大勢に、加田さん…何話してるんですか?」
『おっ大城さん…//』
ウソｯ…聞かれてた?恥ずかしいｯ//
『あの…えっと…』
大勢「内緒デース、気になるなら加田さんに」
大勢さぁぁんｯｯ!!!??
「ふーん…、なら聞くわ」
なんだろう…いつもより声が低くて暗い気が…
大勢「加田さん」
『はっ、はい?』
ヒソっ
大勢「頑張って下さい、応援してるっすよ!!」
ニヤッ
『えっ?えぇっ!!』
大勢「じゃぁ、練習あるんでまたｯ!!」
「おー、じゃぁな…」
「……で、加田さん。何の話だったんですか?」
『あ……その』
カダッ
気づけば壁に追い詰められていた…。
『……//』
近い近い…//ヤバい、心臓の音聞こえてないよね…
「それとも、俺に言えないこと?」
『言えない…訳ではないです…』
言ったら…嫌われるかも…そんな不安が言葉を喉に詰まらす。
「……ズルい…」
『えっ?…』
「大勢だけ、あんな近くで加田さんと仲良く出来て…ズルいですよ」
『えっ?…えっ!?』
ズルい?大勢さんが?
「?浮かびすぎwwやっぱ分かってなかったかぁ…頑張ったんだけどなぁ」
『なっ、何が？…』
何何!?分かんない!!ただでさえこの状況なのに…
「………//好きって事ですよ…俺が加田さんを」
『!!??…はい?//』
すっすっすっ、好き!?…私を?大城さんが!?//
「初めて見た時から、ずっと気になってて…気付けば好きでした…」
『大城、さん…//』
両想いって事でいいよね…
「加田さんは?…俺の事、どう思う?」
『…私はっ、』
なら…言ってもいいよね…
『カッコよくて、優しくて、試合でも活躍して…憧れの人でもあって…』
『…//好きな人、です…』
「……加田さん」
『はっ、はい』
チュッ
『//!!〜…』
「付き合ってくれますか?…」
『…はいッ!!』

遠い存在、けど今では愛しい存在の彼です。

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