きみがいること

飲み会 ページ18

Aside


正直、星野さんに飲み会に行って欲しくなかった。

もっと話したかったな......
いまさら落ち込んだってしょうがない


A『音楽きこ』


ご飯を食べながら音楽を聴く
これが私にとっての幸せ


A『.....また。、』


わたしは無意識に星野さんの曲を流していた


｢僕は時代のものじゃなくて あなたのものになりたいんだ｣


やけにこの言葉が胸に刺さって
わけも分からないほど涙が溢れてきた


A『...星野さん。＿＿＿すきです』


自分の口から出た言葉にわたしは驚きが隠せなかった

｢すき｣そんなはずはない
だってわたしは星野さんのマネージャーだから。



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翌日は映画の撮影
昨日の飲み会のおかげか、共演者の皆さんがとても仲良く談笑してるのが目に入る


七海『もー！やめてくださいよ！星野さん!!笑笑』


源『えー！そんなこと言われたらもっとやりたくなるじゃん笑笑』


ｽﾞｷ


なんだろ胸が痛い
高見さんと星野さんが仲良くしてるところはあんまり見たくない


監督｢準備お願いしまーす！｣


監督の声で撮影が始まる


この作品は琴望と翔大の兄妹の恋愛ストーリー
だから、高見さんと星野さんの２人のシーンも多いし、当然ラブシーンだってあるわけで。


そんなことわかってるのに。これは映画の撮影だってことぐらい。わたしはわかってる。


なのに、まるでお互いがお互いを求めるかのようで。


わたしはその場で見ていることが出来なくて、スタジオを抜け出した。



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辛い...泣

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