機嫌が急降下 ページ9
私の異変に気付いたマートルが私の背中をさすってくれた
「何...？またなんかあったの？去年のネロの件といい...なんか今年もあるの？」
A「違う、今気分悪くなったのは…開心術かけられたから」
「開心術...って、対象の心の中や記憶を覗く術よね？一体誰が…。」
A「...ダンブルドア先生」
「はあぁっ？！」
こっそり小さい声で誰が開心術をかけてきたのかを教えた瞬間、大声を出してしまうマートル
本人も思わず大声が出てしまっただけのようで、急いで口に手を当ててた
周りの人の視線が一瞬私たちに集まったが、すぐに興味をなくしたのか視線が外れた
ほっとしたマートルがそっと自分の口から手をどけた
すぐあとに顔をしかめながら近づいて小さい声で話し始めた
「それ、本当なの？にしてもなんで…。」
A「本当だよ。理由は…なんとなくわかってるよ。多分、知りたい情報があったんだよ。」
「知りたい情報？？」
A「トムのこと、あの人は元々、入学説明をしに孤児院に行ったときからトムのこと警戒していた。そのトムに入れこまれてて、かつトムを受け入れている私を警戒してるんだと思う」
そこまで言うとはっとした表情になった彼女、直後にありえないと顔を思いっきりしかめた
「...あいつが闇の魔法使いになりそう、そんなあいつの支持者なんじゃないかって疑ってるってこと？」
A「あくまで仮説だよ。そんな顔しないで？？...まぁそれでもあの狸！って思っちゃったけど。」
「狸って...このこと、あいつらには言うの？」
さっと流し目でスリザリンにいる二人に目を向ける彼女
二人も何かしら真剣な顔で話していた
少しすると二人の視線もこっちに向いてきて、みんなして驚いた顔をした
それでわかった
あっちも多分、かけられたんだ。多分ネロ君に
それを彼らも察したのだろう
たちまちトムの機嫌が急降下
仲のいい私たちだから分かるレベルではあるが...それでもすっごく機嫌が悪い
隣にいるマートルがげって言ってるし
「あいつ…Aがやられてすっごく怒ってるわね。気持ちはわかるけど、突っ走らないようにみはってないとね。」
A「そうね...。後で二人と合流しよう？一度話さないと！」
そういっていると、大広間の扉が開かれ、今年の新入生が入ってきた
組み分けの開始だ
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詩乃(プロフ) - pixivで検索しても出てこないです( ; ; )この作品ほんとに大好きなので誰かやり方(？)教えてくださいませんか…？ (2月1日 2時) (
レス) @page18 id: afb728284e (このIDを非表示/違反報告)
アボカドの種(プロフ) - この作品大好きです(*´▽｀*)作者様のペースで更新頑張ってください!!ずっと待ってます!! (12月5日 19時) (レス) @page18 id: 30b7599f5d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あいしてる！！！！！！！！ (9月9日 19時) (レス) @page16 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年3月11日 22時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
エトワール - 大好きですっっ！！！こんなに面白い恋愛系の小説初めて見ました！私、ヴォルデモート卿嫌い！ってずっと思ってたんですけどねこの小説のおかげで悪には悪の事情があるのよ。っていうのがわかって世界が広がりましたありがとうございます。続き楽しみです！ (2023年1月3日 8時) (レス) @page2 id: 0dbadeaa82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年12月4日 11時
