再会 ページ3
夏休みにも2人が家にいるのに慣れてきたころ
マートルを手紙で誘って4人でダイアゴン横丁で買い物しに行くことになった
A「楽しみね、トム！ネロ君！」
「「別に」」
この休み期間でネロ君はトムに対してだけ示す
異常なほどの上下関係をやめるようになってきた
そうするよう言い始めたのは以外にもトムだった
「それはいつまで続ける気だ？？」
「…と、言いますと？？」
「その僕に対する異常なまでの礼儀正しさだ。
お前が望んだアイツに、もう僕はならない。
それはもう十分わかったはずだぞ？
……ならば僕に、その態度はやめろ。」
それを聞いた時はもう感動で泣きそうになった
いやちょちょぎれたけど
私も気になっていたが尊敬すること自体は悪いことじゃないしどうしたものかと思っていたら
まさかのトム本人からの申し出に2人で一瞬呆気に取られてしまった
きっと、トムはこの仲良メンバーの中で1人だけ変な風に崇拝されるのが嫌になってきたんだろう
要するに自分をハブにするなということである
なんと可愛い子だろう
その証拠に少しだけ恥ずかしそうにしていたのを鮮明に覚えている
そうこう思い出しているうちにダイアゴン横丁に着き、待ち合わせ場所である
フローリシュ・アンド・ブロッツに着いた
そこには既に見慣れた女の子が1人たっていた
A「マートル！」
「A！……と、トムにネロ…。」
私がマートルに抱きつくと、マートルも嬉しそうに抱きつき返してくれたが、後ろのふたりを見た瞬間
思いっきり顔を顰めた
A「もう、マートルったらまだ2人のこと…」
「しょうがないじゃない。もはや反射よ」
そう言ってそっと私を離すと2人に向き直った
「久しぶりね。あんた達、Aに変なことしてないでしょうね？」
「お前の言う変なこととは何か知らないが、恋人らしいことしかしていないぞ」
...確かに恋人らしい行動しかしていないけどさ...私が言ってたのはTPOわきまえてほしいって...
...もういいや
「...Aの眼が遠くなってんじゃないの！！」
「...いや、実際リドル先輩は恋人らしい行動しかしていない...そう、恋人らしい行動しか」
そう少し困ったように笑うネロ君に全てを理解したのかマートルが心底引いためで トムを見ていた
「あんた...もういいわ。A？あんたも嫌なら嫌ってはっきり言いなさいよ？」
A「...いやじゃないから困ってるの」
そういうとマートルは天を仰いだ
ご、ごめんて
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詩乃(プロフ) - pixivで検索しても出てこないです( ; ; )この作品ほんとに大好きなので誰かやり方(？)教えてくださいませんか…？ (2月1日 2時) (
レス) @page18 id: afb728284e (このIDを非表示/違反報告)
アボカドの種(プロフ) - この作品大好きです(*´▽｀*)作者様のペースで更新頑張ってください!!ずっと待ってます!! (12月5日 19時) (レス) @page18 id: 30b7599f5d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あいしてる！！！！！！！！ (9月9日 19時) (レス) @page16 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年3月11日 22時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
エトワール - 大好きですっっ！！！こんなに面白い恋愛系の小説初めて見ました！私、ヴォルデモート卿嫌い！ってずっと思ってたんですけどねこの小説のおかげで悪には悪の事情があるのよ。っていうのがわかって世界が広がりましたありがとうございます。続き楽しみです！ (2023年1月3日 8時) (レス) @page2 id: 0dbadeaa82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年12月4日 11時
