【転スラ】スライム拾った

拾った６ ページ6

ここで住んでいくうちの分かったAさんの性格
ずぼらなんて言葉じゃ収まりきらないほどの危機感のなさ！！

いくらアニメでオレのこと知ってたからと言って心許しすぎ！！
今朝なんてし、下着姿みてしまったっていうのになぁにが

『いいよ〜しょうがないし。起こしに来てくれてありがとうね〜』

だ！！

確かにママさんに起こしてきて〜って言われて起こしに行ったけど！
年頃のお嬢さんなんだから恥じらい位もてや！！

学校でもこんな調子なんじゃと思うと不安でならない

けどだからって悪いところばっかりってわけじゃない
住む場所を提供してくれるし自分が学校に行って一人になってご飯食べれなくなっちゃうからって
お金と合鍵を渡してくれたし

なにより気兼ねなく話しできるのは楽でいい

この子のところに落ちてこれてよかったと思う

「....ん？これは…」

どうせ家にいるなら掃除しとこうと思って各部屋を回ってたら
Aさんの部屋であるものを見つけた

「これは…英語の教科書か？確かあいつ今日六時間目にテストあるからだるいとかなんとか言ってたよな...」

今は１０時３５分...ここら辺の学校の制服を調べたら学校は割り出せるか
確かここか歩いてら３０分って言ってたような...

「しょうがない、届けに行くかぁ。あ、もしかしたら関係者以外入れないか？...先に学校側に連絡入れるかぁ」

思い立ったら早速実行
案外早く学校は割り出せたので家電から学校に電話する

「あ、すみません、お疲れ様です。私、群青寺Aの家で居候させていただいているなんですが…」
【居候…？すみませんが、どのようなご用件でしょうか？】

「はい、あの子忘れ物しちゃってて...そちらに届けようと思っているのですが、急に何の連絡もなく訪れてはと思い連絡させていただきました」
【一応、生徒自身に確認のほうさせてもよろしいですか？】

「はい、お手数おかけして申し訳ありません。三上悟からだとお伝えください」
【三上悟様ですね。少々お待ちください】

その言葉の後に待機音が電話口から流れた

よし、一応転生する前の名前を使ったけど…頼むからわかってくれよ〜

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